過去10年で1000頭を超えるペットを救助・保護してきたラスベガスの施設「Noah’s Animal House」では、ペットだけでなくDV被害に遭った女性や子供たちも一緒に保護し、彼らが再び施設を出て自立できるまでペットの世話をしている。施設スポークスマンのロリー・ネルソンさんは、DVの果てに被害者がペットを置き去りにしてしまうケースは決して珍しくないと述べたうえで、「ペットは家族の一員と同じです。DV被害から逃れる時にはペットも一緒に連れて行くことはとても重要です」と述べている。
なおチューイーは数週間にわたる書類整理をスタッフが終えた後、新しい飼い主を見つけることになるという。置き去りにされたものの、今はとても元気にしているチューイーの姿を見た人々からは「チューイーを救ってくれてありがとう!」「なんとかして元の飼い主とまた一緒になれたらいいのに」「悲しいけど新しい飼い主と幸せになってほしい」といった声が寄せられている。
画像は『Connor and Millie’s Dog Rescue CMDR 2017年7月5日付Facebook「Yo Las Vegas!! Chewy here Arhoooo! Letting you know I’m healing up and I’m checking out all these fine offers for a home!!」、2017年7月2日付Facebook「Please share in hopes that his mom sees this that she was brave to leave and that he will have a great life.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)