日本人ならこの5人の“スーパー戦隊”には馴染みがあるだろう。日本で生まれ、アメリカで育ったハイブリッドヒーローが映画『パワーレンジャー』(7月15日公開)で日本凱旋を果たす。お笑い芸人・山里亮太(南海キャンディーズ)が17日、都内スタジオで開催された同作の公開アフレコイベントに、俳優・勝地涼、女優・広瀬アリスとともに出席した。そこでピース綾部祐二の渡米直前の様子に触れた。
この日の公開アフレコには、ジェイソン(レッドレンジャー)役の勝地涼、キンバリー(ピンクレンジャー)役の広瀬アリス、そしておしゃべりなロボット・アルファ5役の山里亮太の3名が映像に合わせて台本片手にアフレコを披露した。
3月にハリウッドで開催された同作のワールドプレミアに勝地と広瀬が出席したことを聞いて、「今初めて知ったことに驚いている。呼ばれなかった」「世界進出は男として憧れますよね。カーペットを歩きたかった」と悔しがる山里。レッドカーペットを歩ける俳優になりたいと先日渡米したピース綾部祐二に話が及ぶと「飛び立つ直前に会ったときに目線がハリウッドだった」と山里が話し出した。綾部は「ねぇ山里さん、最近ディカプリオ、いい顔になってきたよね」と言ったそうだ。「もう綾部先生は世界を見ているな」と感じたらしい。
もし続編でハリウッドに行く機会があったら、山里は「カフェでバイトしているであろう綾部の店に行って、コーヒーの一杯でも飲んでやりたいですね。ちょっと多めにお金を渡して“パンでも買いな”って」と上から目線で想像を膨らませていた。
しかし、そのときに自分の役が他の役者に「変わっていないことを祈る」と山里。というのも山里はこの日、アフレコで監督からダメ出しを連発されていたのだ。監督から「セリフに気持ちが入っていないですね」と注意された山里は「ロボットだから抑えています」と返すが、さらに「山里さん、頼みますよ。うまくやろうとしないでいいですから。思い切ってやりましょう。うまくないんですから」とバッサリ。これには場内も笑いに包まれ、山里は「今のやりとりは(記事に)使っちゃダメよ」と報道陣に釘を刺した。