
藤原さくらは3月29日にリリースした2枚目シングルのスピッツのカバー曲『春の歌』が映画『3月のライオン』後編の主題歌、『Someday』は自身がMCを務める子ども向けバラエティ番組『ポンキッキーズ』のエンディングテーマに起用される人気ぶりだ。彼女はプロデビュー前から大きな影響を受けたのがアメリカの歌手ノラ・ジョーンズだと話している。その憧れの人が来日したとあってテンションが高まった。
『ノラ・ジョーンズ ジャパン・ツアー 2017』は4月9日の仙台公演からスタート、4月21日の名古屋公演まで全8公演が開催される予定だ。4月13日・14日は武道館で2days行われた。藤原さくらは14日に『藤原さくら(MammothSakura)ツイッター』で「武道館に女神が降臨してました…」「すごいマイナスイオン…気持ちよかった~」と会場前に人々が集まるところを投稿しており、武道館でのコンサートを堪能したことが分かる。
子どもの頃から父親の影響でビートルズを聴きギターを教わった彼女は、姉が好きだったYUIを知りシンガーソングライターに憧れる。ただ、自分の低い声が好きではなく、YUIの曲も原曲キーでは歌えなかった。ボーカルスクールに入り、キーの低い阿部真央の曲を歌うと先生から「ブルージー」だと褒められて意識が変わる。そんな時に「声がムーディだから」合うのではとすすめられたのがノラ・ジョーンズの楽曲だった。インタビューでも「低い声がコンプレックスだった時期に、自分が変われたきっかけ」だと話している。