ドナルド・トランプ大統領の愛娘で、大統領に対してはメラニア夫人以上に影響力があると言われるイヴァンカ・トランプ氏。しかしアンチの多い大統領の娘だけに、誰もが彼女の言葉を真摯に聞き入れてくれるとは限らない。このほど独ベルリンにて開催された「W20サミット」にイヴァンカ氏は大統領補佐官として参加したが、発言に対してブーイングされるという屈辱を味わってしまった。だがイヴァンカ氏はそれを冷静に受け止め、「気にしませんよ」と発言。大変裕福な家庭で守られて育ったイヴァンカ氏だが、芯はかなり強い女性だといえそうだ。
このほどイヴァンカ・トランプ氏が補佐官として独ベルリンを訪問し、現地にて開催された「W20サミット」に出席した。そこで自身の立場につき、以下のような質問を受けた。
「あなたはアメリカのファーストドーターです。そして大統領補佐官でもある。ドイツのオーディエンスは、このファーストドーターという概念がよく分からないのです。そこであなたに質問したい。あなたの役割は何なのですか。誰の代理なのですか? 大統領である父上? それともアメリカ国民? それともあなたのビジネスですか?」
これに対してイヴァンカ氏は「後半に挙げられたものを代弁する立場ではありません」「私自身にもこの役につき十分に理解はできていません。(新大統領の就任から)100日足らずですから。ですが素晴らしい経験ができています」とコメントしている。