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writer : maki

【エンタがビタミン♪】「AKBを送り込め」武田鉄矢が“日露交渉”に提言 指原莉乃の反応は?

12月18日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)でロシアとの北方領土問題の進展が話題になると、武田鉄矢はロシアの特に極東について「日本側に住んでいるロシア人にとって日本はなかなかチャーミングな国に見えるみたい」と切り出した。彼が知る限りでは、ウラジオストクを走る車は中古車でも寒いなか故障せずに走れると評判の日本車が多く、飲んでいるビールは一番搾りだったりと日本の日常品についての細やかさをはじめ、医療も海を越えれば北海道の病院の方が腕が良いことも知っているという。

さらに歴史に造詣が深い彼は「300年前から日露交渉が一回も上手くいっていない」と指摘する。江戸時代、最初に長崎で日露交渉が行われた際には土足で居間に上がるロシア側に日本幕府が靴を脱げと主張して喧嘩になった。そのことから外国人が居間に上がる際の“中履き”を考案してスリッパを発明したのは日本の民間人だという。そこで武田は日露交渉において「民間人の方が話が上手くいくのでは、政府ばかりに頼らず民間の知恵を絞るべき」と主張するのだった。

現在においてもたとえば日本のアニメはロシアでも高く評価されており、そうしたアニメのパワーなどを生かして「北方四島の主権がどうのという堅い話ではなく、柔らかく持ち掛けた方が良いのではないか」と行きついたところで、指原へ向けるかのように「AKBなんかをドンドン送り込めばいいんだよ」「むこうで紅白の中継をやればいいんだよ」と力説した。

当の指原は突然「AKBをロシアに」と言われ怪訝そうな顔を見せたが、実は2010年11月にモスクワで開催された『Japan Pop-Culture Festival 2010』でAKB48がライブを行っている。当時は北原里英や宮崎美穂、増田有華、梅田彩佳などメンバー12人が参加しており、指原莉乃はロシアに行っていない。

また、父親が日本人、母親がロシア人で山口県出身のHKT48村重杏奈は、プーチン大統領が今回の来日で山口を訪れることもあって12月から“日露親善山口PR特使”に任命されている。大統領訪日前に山口入りしたロシアの報道陣からも、堅い話ばかりでなく彼女のようなアイドルが場を和ませるのは有効だと好評だった。

すでにAKB48絡みでロシアとの交流があることは指原莉乃も知っているはずだ。武田鉄矢のアピールを聞いて頭をよぎっただろうが、話が脱線すると踏んで深入りしなかったのではないか。ただ、敏腕プロデューサーとしても知られる彼女だけに今後のAKB48グループ戦略に向けて何か発想があったかもしれない。

出典:https://plus.google.com/115608229387461419797
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

“日露親善山口PR特使”の村重杏奈(出典:https://plus.google.com/115608229387461419797)

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