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writer : maki

【エンタがビタミン♪】稲垣潤一&辛島美登里が共演 マツコ直球質問「特別な関係には?」

12月13日放送のバラエティ番組『マツコの知らない世界』(TBS系)のなかで“マツコの知らないクリスマスソングの世界”を取り上げたところ、音楽ライター・冨田明宏さんが「マツコさんへのクリスマスプレゼントです」とアーティストを紹介した。

辛島美登里がヒット曲『サイレント・イヴ』(1990年)をピアノで弾き語るとマツコ・デラックスは「お変わりないわね~」と容姿と歌声に感心する。歌い終えた彼女に「当時より声も顔もお若くなってません?」「お幸せなんですか?」と聞くと「ありがとうございます」「そうでもないです」と微笑んだ。さらに稲垣潤一はバンドを従えて『クリスマスキャロルの頃には』(1992年)をパフォーマンスしてスタジオをクリスマスの空気にする。

その2人が改めてテーブルにつき、対面したマツコは「驚いた! 私が当時テレビで聴いていた時とお2人とも変わらない!」と率直な感想を口にした。変わっているところもあるという稲垣が「デビューの頃は(歌い方が)青いし」と振り返れば、辛島は「歌の大事にするところも少しずつ変わってきますね」と明かす。ただ、当初のオリジナルとメロディーやアレンジはほぼ同じで「歌い方を変えちゃう人が多いなか、全然変わってないからスゴい感動した!」とマツコはいう。

10代~50代の男女500人を対象に調べた『好きなクリスマスソング TOP10』で5位に『クリスマスキャロルの頃には』、7位に『サイレント・イヴ』がランクインしており、「最初に歌ったものから、変えられないですね」いう辛島が「10代や20代の方にも伝わるってことですよね」と実感すれば、稲垣も「嬉しい」と感慨深げだった。

実はこの2人、稲垣が2008年に出したカバーアルバム『男と女 -TWO HEARTS TWO VOICES-』でデュエットしている。稲垣が「ライブでご一緒する機会も増えて、この時期は…」と言えば辛島も「冬、結構会いますよね」と意気投合という感じだ。

仲の良さそうな姿にマツコも聞かずにいられなかったのだろう。「それで、何か特別な関係になることはなかったんですか?」と追及したところ辛島が「真面目な方ですから」という通りの口調で「それはありません」と稲垣が返した。

彼らが全盛だった頃はアーティスト同士が一緒に歌うことすら難しい時代で、スタッフも他のアーティストに会わないように気遣ったほどだ。辛島が「だから私なんか、稲垣さんは話さない人ってずっと思っていて…怖いイメージだった」と明かすと、マツコに「辛島さんも当時は“このまま失踪するんじゃないか”というイメージだった」と突っ込まれてしまう。

今では稲垣潤一が63歳、辛島美登里は55歳となる。特に辛島は『サイレント・イヴ』の頃からすると明るくなったようだ。マツコが思わず「お若くなってません?」と口にしたのも納得である。

珍しくバラエティ番組に出演した稲垣は、放送を終えて『稲垣潤一(InagakiJunichi)ツイッター』で「間近にみたマツコさん、大きかったな~(笑)」とつぶやいており、彼なりに楽しめたようだ。

出典:https://twitter.com/InagakiJunichi
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

BSで共演した加藤登紀子、稲垣潤一、辛島美登里(出典:https://twitter.com/InagakiJunichi)

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