イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】マイリー・サイラス「もう二度とレッドカーペットは歩かない」

豪俳優リアム・ヘムズワースとの婚約解消、バイセクシュアル告白、アーノルド・シュワルツェネッガー愛息との熱愛・破局を経て、再びリアムとの関係を修復したマイリー・サイラス。現在の彼女は以前とは比べ物にならぬほど落ち着いているといい、ハチャメチャなパーティ三昧の暮らしや良からぬ仲間達との付き合いもやめたという。そのマイリーがこのほど人気誌の取材に応じ、「今後はレッドカーペットを歩くようなことはしない」と語った。

かつてはド派手な衣装を好み、青少年の目には決して晒せぬような姿でレッドカーペットに立つこともあったマイリー・サイラス。しかし考え方もずいぶん変化したとして、マイリーは人気誌『ELLE』にこう話しているのだ。

「もう二度とレッドカーペットを歩いたりしない。」
「だって世界には飢えている人達もいるの。なのになぜ私がレッドカーペットに立ったりするの? それって、私が重要な人物だから? それとも有名人だからかしら?」
「そんなの、まるで寸劇だわ。」

またマイリーは、世界中の多くの人々が困窮するなか若くして大成功したことを恥ずかしく思うことがあるという。

「そう、実は長い間、眠れなくなっていたの。酷い罪悪感のせいよ。」
「ストレスが溜まって、発疹まみれになったわ。今日も歩いている時に水を落としてしまって、最低な奴になった気がしたの。性奴隷にされる子供達がいるというのに、なぜ自分はハイキングなんてできるのか。そんな気にもなったわ。」

世界情勢が緊迫し、罪のない子供達まで紛争に巻き込まれるなど深刻かつ甚大な被害が報告されている。そんな中、ハリウッドの成功者としてのうのうと暮らすことに、マイリーは少なからず疑問を抱いているもようだ。しかし世間の見る目は厳しく、「ならばこれまで稼いだ大金を恵まれない子供達に寄付してはどうか」「マイリーがレッドカーペットを歩かなくてもどうってことはない」といった意見もネット上に書き込まれている。LGBTコミュニティへのサポートなど社会的活動にも熱心なマイリーだが、マリファナを吸いパーティ三昧だった彼女を覚えている人々の目は、今もやはり冷たい。
(TechinsightJapan編集部 洋子アンダーソン)