映画『プラダを着た悪魔』や『マイ・インターン』などでお馴染みのアメリカ人女優アン・ハサウェイ(33)は、本来はとても正直で生真面目なタイプなのだそう。よって嘘をつくのが大の苦手というが、今年出産したばかりの息子がお腹にいた頃は、驚くほどスラスラと嘘がつけたそうだ。「まるでプロだった」とまで言うアンは、なぜ自らも驚くほどのホラ吹きになってしまったのか。
人気女優アン・ハサウェイは大変誠実な性格で、普段はなかなか嘘がつけないという。やむを得ず嘘をついてもすぐにバレてしまうほど嘘は苦手だというが、夫アダム・シュルマンとの第1子を妊娠中は「この子をなんとしても守らねば」という意識が働き、プロ級のホラ吹きになっていたそうだ。このほどアンは『Entertainment Tonight』の取材に応じ、当時をこのように振り返っている。
「私、本当に嘘はすごく苦手で。嘘をつくと、顔が真っ赤になっちゃうの。だから秘密を守るのも実は苦手よ。すぐに『ねえ、どうかしたの?』って聞かれちゃうくらい。」
「なのに、妊娠中は嘘がべらぼうに上手くなったわ。」
そんなアンは、妊娠に関しては片っ端から嘘をつきまくったという。
「そうなの。なのに『ああ、私ってば嘘をついてる』なんて気にはちっともならなかった。こう感じていたのよ。『嘘をついているんじゃない。私はただ我が子を守っているのよ』ってね。」
待望の赤ちゃんを妊娠したアンは、過剰な取材攻勢やストレスを恐れ、しばらくは嘘をついてでも妊娠は伏せておきたかったもよう。そして今年の春ようやく誕生したジョナサン君をアンは溺愛しており、夫も「素晴らしいお母さんぶり」「ゴージャスなママだ」と述べ、アンを絶賛している。いくつかの嘘を堂々とついてしまったアンだが、それも彼女の母性本能ゆえの“防衛”行為であった。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)