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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】アルゼンチンで路線バス大騒ぎ 「ちょっとそこまで」と棺桶が乗り込む<動画あり>

アルゼンチンの路線バスで最近、日本ではまずあり得ない出来事が起きていたそうだ。「はい、ちょっと開けてください。失礼しますよ」と言って大事そうに運びこまれたのは大きな赤いケース。なんと遺体の入った棺であった。動画で紹介され、大きな話題となっている。

アルゼンチンのテレサ・ブランダン・マルティネスさんという女性が、きわめて珍しい光景が繰り広げられた路線バスの車内の様子をビデオに収め、自身のFacebookのページに投稿した。そこには「いとこのへクトル・ヒメネスが死亡したの。その遺体を葬儀場まで運んでくれたのは、なんと霊柩車ではなく路線バスだったのよ」との説明がある。

へクトルさんの棺を乗せ、サン・ミゲル・デ・トゥクマン市から東のアルデレテスに向けて走っていた霊柩車がある橋で故障してしまい、遺族はやむなくやってきた路線バスに交渉。運転手の許可を得て遺体ともども乗り込むことにしたという。

「高いお金を取っておきながら故障する霊柩車なんて冗談じゃない。エクトルは優秀で素晴らしい人物だったのに、こんなことになって本当に気の毒。それに比べ、後方の大きな扉を開けてくれるなどバスの運転手さんは本当に親切だったわ」とテレサさん。こちらは19日、YouTubeに“Coffin being taken to a graveyard by public bus in Argentina”というタイトルで投稿されたその動画である。

出典:https://www.youtube.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)