友人の歌手クリスティーナ・グリミーがファンにより銃撃され死亡する事件、またジャスティン・ビーバーとモデルのソフィア・リッチーの熱愛発覚などもあって、今年は心の揺れが激しいと言われていたセレーナ・ゴメス。このたびセレーナ本人が持病の症状のひとつである鬱などの悪化を自覚したため、しばしの休養に入ると発表した。
自己免疫疾患の一種である難病ループス(全身性エリテマトーデス)を患っており、体調を気にしながら仕事に没頭してきたセレーナ・ゴメス。しかし最近では精神的な落ち込みも激しかったらしく、今のペースで仕事を続けることに限界を感じたもよう。セレーナは以下のような声明を発表し、休養に入ることを明かした。
「多くの皆さんがご存知のように、私は約1年前にループスを患っていることを告白しました。この病気の症状は、人によって様々です。」
「不安症状、パニック発作、鬱もループスの症状だということを知りました。」
「私は自分の健康と幸せを維持することに集中したいと考えています。そのためには、少し休みをとるのがベストという決断に至りました。」
「ファンの皆さんのサポートに感謝しています。皆さんが私にとってどんなにスペシャルな存在かはご存じでしょう。」
さらにセレーナは、「ベストな自分を目指したい」としてファンに理解を求めた。彼女は昨年、病気を公表後にTV番組に出演し「この病気とは一生付き合っていかないと…」「とにかく体を大事にするしかない」とコメントし、完治は見込めないことを明かしていた。ツアー(Revival Tour)は12月まで開催を予定していたが、人気サイト『Gossip Cop』は残るツアー日程もキャンセルすることを伝えている。
(TechinsightJapan編集部 洋子アンダーソン)