海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】客室乗務員同士がケンカ勃発 離陸まで90分待たされた乗客、怒りの実況ツイート(英)

飛行機の遅延や欠航が起こってしまうと、乗客は航空会社の指示に従うしかない。ましてや搭乗後のフライトの遅れに対しては、狭い機内でひたすら我慢を強いられてしまう。天候やエンジントラブルなど避けられない理由があっての遅延・欠航は致し方ないことだが、客室乗務員の言い争いが原因でフライトが遅れたとあっては乗客もたまったものではないだろう。

今月24日、信じられないトラブルがイギリスの格安航空会社「イージージェット」の機内で起こった。ロンドン・ガトウィック空港から北アイルランドのベルファストへ向かうEZY835便に搭乗していたテレビ司会者のダン・ロブさんは、職業柄だけあってその様子を途切れることなくツイートした。

ロブさんのツイートによると、乗務員2人が諍いをしているようだという情報が入り、その後コックピットでミーティングが行われたもよう。さらに「ベルファストまで60分の飛行時間なのに、もうそれ以上待たされている」とその苛立ちを綴っている。

そして乗務員の諍いの理由が「普段から嫌いあう乗務員同士が、水のボトルの梱包の解き方かなにかが原因で口論になった」ということがわかり、「信じられない。どこの職場にも嫌な奴はいるだろう。たった1時間の仕事ぐらい我慢すべきだ」と不満をツイートし続けた。

そんなバカバカしい理由で待たされている間、乗客には皮肉にも水が配られたという。さらに機長から「もう少々のご辛抱を願います」という機内アナウンスまで流れたそうだ。

結局、喧嘩をしていた2人の乗務員は降機させられ、代わりに別の乗務員が2人機内に乗り込んだ後に飛行機は90分遅れで離陸した。機内には子供や乳児連れの家族もいたらしく、機内に缶詰め状態にさせられていた乗客の怒りはもっともという他ない。

この件に対して、イージージェットのスポークスマンは「2人の乗務員が口論になり、交代せざるを得ない状況でした。我々は乗客の安全を最優先しております。そのために乗務員はチームとして働く必要があります」と述べ、遅れが生じたことを謝罪した。

乗務員によるトラブルが原因で、機内アナウンスをしなければならなかった機長もさぞ恥ずかしかったに違いない。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)