海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】“不幸”なウエディングドレスをオークションに出品、高額で落札される(英)

人生で大切な日となる結婚式に着るウエディングドレスは、レンタルもあるが購入する女性も多いようだ。決して安い買い物ではないドレスは一大イベントが終わると、幸せな思い出とともに大切に保管され、その後何年も箱が開けられることはないということも普通に起こる。最近では、ウエディングドレスを「エンジェルガウン」にリメイクして寄付する人もいるという。ところが、イギリスのある女性は大切なドレスをオークションにかけた。その理由には同情せずにはいられない。

英ダービシャー州、チェスターフィールドに住むサマンサ・ラッグさん(28)は今人気の“ファッション&ビューティーブロガー”の1人だ。2014年に恋人だった男性と結婚し幸せの絶頂であるはずだったが、結婚1年半で夫が家を出て行ってしまった。

既に別の女性と一緒に暮らしているという夫との離婚をするための費用を捻出しなければならないサマンサさんは、大手オークションサイト『eBay』にウエディングドレスを出品し、気持ちをあからさまに綴った。

「ドレスはとてもいい状態です。でも裏切りの臭いを除去するためにドライクリーニングに出すことをおすすめします。本当は私がすればいいかもしれないけど、今は離婚の手続きに追われていて…」と説明。「離婚もまだなのに既に他の女性と住んでいる夫が忌々しくて、彼の顔が写っている写真のほとんどを燃やすか、削除してしまったの。だからドレスの写真はこの2枚しか残っていないんです」と記したサマンサさんは、皮肉にもドレスの全体写真に夫と披露宴パーティーでダンスを踊っている写真を投稿した。

サマンサさんは2,000ポンド(約26万円)で購入したデザイナーズブランドのウエディングドレスを500ポンド(約6万5000円)から出品していたが、なんと65,900ポンド(約860万円)で落札された。

この一件を知ったネットユーザーは「誰がこんないわくつきのウエディングドレスを着るというの?」「ブランドっていっても高すぎる」「そもそも、ウエディングドレスにそんなお金をかけるという女性の心理が理解できない」「離婚にはお金も時間もかかるからね…。でもその価値はあるわ」といった様々な声が寄せられている。

そんなサマンサさんはeBayに以下のメッセージを綴っていた。

「このドレスに袖を通してくれる人が幸せになってくれることを願います。でも、万が一うまく行かなかったら、私みたいにまたここで出品できるから!」

出典:http://www.mirror.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)