街で下品なイタズラを繰り返してはそれを撮影し、動画投稿サイトにアップして人々の笑いを取ろうとする“Prankster”と呼ばれる若者たち。彼らのターゲットにされがちな場所のひとつに、残念ながらファストフードレストランが挙げられる。だが従業員も心の通った人間。キレる寸前で頑張っているスタッフも多いのかもしれない。
あるマクドナルドのドライブスルーにやってきた友人同士とおぼしき2人組の男たち。ビデオを回しているのは助手席の男のようだ。2人が考えていた悪ふざけは、目の前で大きなクラクションを鳴り響かせたらスタッフの女の子がどれほどびっくりするか、その表情や反応を撮影してやろうというものであった。
女の子の真横に来て「ビーッ!」というすさまじい音を放ったその車。ひどく驚き、怯えてしまった女の子を見て男たちはクスクスと笑い出す。アクシデントではなく故意にやったことを悟った彼女は激怒し、注文されたコーラを運転手に向かって投げつけ、彼の顔から座席一帯までビショビショになってしまった。
「なんだ、このクソ女」と忌々しそうにつぶやいて去って行った男たち。全世界のマクドナルドの従業員たちは、彼女に「よくやった!」とエールを送っているに違いない。動画投稿目的でのくだらない悪ふざけがどうしても無くならない以上、ファストフードレストランはこうした勝気な従業員をどんどん投入すべき時代になっているのかもしれない。
出典:https://www.youtube.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)