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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】ドイツ自爆テロ計画のシリア人3名逮捕、6名逃走 リーダーに裏切られ

今月2日、デュッセルドルフで自爆テロを計画したとして、ドイツ検察当局はイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の分子だというシリア国籍の3人の男の身柄を拘束したと発表した。しかしアジトのメンバー6名はいまだ逃走中であり、当局も一層の緊張を強いられている。

発表によれば男たちはいずれもシリア人で年齢は25~31歳。ドイツには難民としてトルコやギリシャを経由して入国していた。ターゲットは、レストランや土産物店が立ち並び観光名所でもあるデュッセルドルフの旧市街で、具体的には4名が自爆ベストを爆発させ、残りの6名のメンバーが銃を乱射する計画であった。当局は全力を挙げ逃走中の6名の行方を追っている。

なお、彼らのリーダーはSaleh Aという「イスラム国(IS)」への忠誠を口にする28歳の男で、難民としてドイツに入国するも“Scenery”というディスコで暴行事件を起こして逃走後、フランスで逮捕され、裁判のためドイツに身柄が送られたところであった。この男はパリで資金を集めてローマにわたり、テロ要員のリクルートにあたろうと考えていたが金銭授受に失敗。資金繰りが悪化して自らパリの警察に出頭し、デュッセルドルフでの自爆テロ計画とアジトのメンバーの情報を明らかにしていた。メンバーへのとんだ裏切りにも「先の見えない難民暮らしにはもう飽き飽き。どうにかしたかった」などと話したという。

出典:http://www.express.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)