南アフリカ・ダーバンから40キロほど北にあるバリートという町で、道路わきに人間に見せかけた人形をわざと放置し、救助するために停車した車から降りた人を襲うという罠が頻発している。

ビバ警備会社社長JPビジョアンさんによると、道路に人が倒れているという通報を受け警備の車が駆けつけたところ、道路わきに人の形をした物体を発見した。これは人間が倒れていると見せかけ、停車する車を襲うための罠ではないかと警告している。

というのも、歩道近くで倒れているダミー人形が明らかに「計画的に放置されている」様子であるからだ。ダミー人形は靴下などを詰め込んである人の形をした黒い物体にスポーツブラ、青とピンクの服、ストッキングをはいており、まるで女性が横たわっているように見える。

ビジョアンさんはこのことをフェイスブックに投稿、瞬く間に多くの人にシェアされ、無料チャットアプリでも反響が大きかったそうだ。さらにプレトリアに住む同僚から、同様のケースがプレトリアでもあったと報告を受けた。

発見した人はおそらく興味を持って近づこうとするが、子供のいたずらならまだしも誘拐や強盗の恐れもある。残念ながらこの国ではまず自分を守ることが第一、倒れている人影にむやみに近づく前に安全な場所へ避難してから警察や警備会社に連絡するよう勧めている。

出典：http://www.news24.com
（TechinsightJapan編集部　FLYNN）