土屋太鳳がドラマ『お迎えデス。』にゲスト出演した比嘉愛未との思い出をブログで綴っている。土屋が中学生だった頃、コンプレックスに潰されそうな日々から救ってくれたのが比嘉だったという。
4月30日、日本テレビ系土曜ドラマ『お迎えデス。』の第2話が放送された。あの世の会社GSG(極楽送迎)のアルバイトとして世に未練がある霊の悩みを解決して成仏させるのが、主人公・堤円(福士蒼汰)と阿熊幸(土屋太鳳)の役割だ。今回は、病院内をさまよう14歳の少年・和弥(加部亜門)の霊による「お世話になった看護師さんと観覧車デートしたい」との願いを叶えようとする。その看護師・瑞江役が比嘉愛未だった。瑞江と幸が直接絡む場面も多く、土屋も内心ドキドキだったのではないか。
彼女は放送前に『土屋太鳳オフィシャルブログ「たおのSparkling day」』で「はああああ…緊張する。ドキがムネムネしますね」「比嘉愛未さんは私にとって憧れの女優さんなので、同じ画面に映るのかと思うと…超ムネムネです。本当に」と過去を振り返った。
土屋が中学生時代、クラスや部活ではみんな反抗期真っ只中とありピリピリして喧嘩もした。すでにジュニアファッション誌『Hana*chu→』でモデルを務めていた土屋は女優も目指しており、学校と仕事の両立は大変だったようだ。「ファッションページには届かないし、うまく笑えない」「演技のオーディションもうまくいかない」といった日々を「まるでお風呂に水をためるみたいに、心にどんどんコンプレックスがたまっていく時期だったなぁ…」と明かす。
当時、彼女が楽しみにしていたNHK連続テレビ小説『どんど晴れ』で主人公・夏美役が比嘉愛未だった。「一生懸命生きている夏美さんを見ると、本当に元気をもらえたんです。踏んばろう!って思えたんですよね」というほど救われたらしい。さらに、NHK大河ドラマ『天地人』の撮影を見る機会があり、菊姫役の比嘉愛未が泣く演技に「あまりに切なくて、涙も本当に綺麗で…! 女優さんってこんなに綺麗な存在なんだ!」と衝撃を受けた。
そうやって女優の道を進んだ土屋は、2015年に朝ドラ『まれ』で主演を務めた。その劇中で「ある重要なエピソードに出てくるお見合い写真の女性」が比嘉愛未だと気づいた時には驚き興奮したそうだ。そんな不思議な縁もあり「いつか共演させていただきたい!とは心のどこかで願っていたけど、まさかまさかまさかこんなに早く実現すると思わなかった」と今回の共演を喜んだ。
比嘉愛未と記念写真に納まる土屋太鳳の表情は笑顔が引きつっているようにも見えるが、そのようないきさつを思えば無理もない。次に共演する日が楽しみである。
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(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)