将来的には、米大統領として良い世界を作りたいと本気で考えているラッパーのカニエ・ウェスト。今年は莫大な借金の告白、またFacebookのCEOマーク・ザッカーバーグ氏に10億ドルの投資を依頼したことも話題になったが、援助は得られなかったという。
音楽やファッション業に莫大な資産を投じ、約60億円もの借金を背負ったカニエ・ウェスト。収入もかなり多い彼には返済能力があるとされているが、彼はとりあえずTwitterにこう書き込んだ。
「マーク・ザッカーバーグ、君はヒップホップが好きなんだろ。俺の芸術もな。」
「世界中のみんな、TwitterやFaceTime、Facebookやインスタグラムなど何でも使って、マークに俺のサポートをさせてくれ。」
「世界を助けたい。でもそのためには支援が必要だ。」
「そう、俺は裕福さ。家族のために毛皮や家も買ってやれる。でも、より多くの素晴らしいアイデアを世界にもたらすにはもっと金が要る。」
しかしザッカーバーグ氏からの援助を得られなかったカニエは、人気番組『The Ellen DeGeneres Show』でこう語った。
「Facebookで投資を頼めばよかった。」
「彼はTwitterはやっていない。俺はそう理解している。彼と彼の妻と食事をしたことはあるんだが…。夫妻には伝えた。俺がいかに世界を救いたいかをな。彼も援助すると言っていたんだが…。」
この発言のどこまでが事実かは不明だが、カニエの“世直し願望”は本物のもようで「俺は人々のことを気にかけているんだ」「俺は何かをする男になるよう育てられたのさ」とも語っている。ちなみにTwitterでの借金告白などには義母もずいぶん困惑したというが、妻の妹クロエ・カーダシアンは義兄を擁護。「カニエはワイルドでクレイジー。でもそういう彼を尊敬しているの」とコメントしていた。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)