20日、都内劇場にて映画『ヒーローマニア-生活-』(5月7日全国公開)完成ヒーロー上映会が開催され、キャスト5名と監督が登壇した。昨年もっとも検索数が上昇した俳優として『Yahoo!検索大賞』を受賞した、今、注目される俳優・窪田正孝が子供の頃のヒーローのサプライズ登場に無邪気に喜んだ。
20分でチケットが完売したというこの上映会に主役の東出昌大は「役者冥利につきます」と笑顔で挨拶。続けて窪田正孝がニートの下着泥棒で格闘マニアの土志田誠役と紹介されると、役柄に苦笑しながら「(土志田がかぶっている)赤いニット帽をかぶっている方が(客席に)たくさんいらっしゃって嬉しいですね。出てくる人たちがみんな変わり者で変態ですごく個性豊かなマニアックな人たちの集まりです」と説明。東出も「この映画は変態の映画といっても過言ではありません」と言い切った。
東出は「みんな仲良く楽しくという空気感はこの映画に出ていると思います」とチームワークの良さに触れ、「アイスの差し入れがあると窪田くんが(ハイテンションに)変わっちゃうし、小松菜奈ちゃんもダジャレを言わせれば天才的だし」と撮影現場を振り返った。
ステージでは映画の内容に絡めて、それぞれ何マニアかを発表することに。差し入れのエピソードを思い起こさせるように、窪田は「冷たいものマニア」とカミングアウト。すると心理カウンセラー・晴香葉子さんが「“冷たーい”と言っている自分が好きなんですよね。やや自虐的なところがあります。刺激を好み、年齢よりも子供っぽかったり、無邪気なところがあります」と分析。また登壇者の中で一人だけアンケートを白紙で提出した窪田について「宿題を忘れる子供のよう」と指摘した。
最後にサプライズゲストとして仮面ライダー1号が颯爽と登場すると、彼が子供の頃のヒーローだったという窪田らが一緒にポーズをとったり、腕をクロスさせたりして歓迎。「子供のよう」という指摘通り、窪田は童心に返って憧れのヒーローとの対面を楽しんでいた。
上映会にはほかに、片岡鶴太郎、船越英一郎、豊島圭介監督も出席した。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)