「オウムの色彩に強く魅かれる。自分も彼らのようになりたい。いや、オウムそのものになりたい」と真剣に話してきたイギリスの50代男性。昨年秋、オウムを目指す彼が熱心に身体改造を続けていることが大きな話題になったが、なんと改名にも成功したことが伝えられた。
「自分は世界一のオウム・ファン。オウムに最も近い男」と言ってはばからない英ブリストル市ハートクリフ在住のテッド・リチャーズさん。自宅にはエリー、ティーカ、ティムネー、ジェイク、そしてブビというコンゴウインコおよびオウムを飼っている、正真正銘のオウム好きである。
顔や体に110のタトゥーと50のピアスの穴が確認されているテッドさんだが、なんといっても過激なのはインクを流し込んで白目をオレンジやブルーに染めてもらったこと。ボディーアート(身体改造)にも夢中になっている彼は、750度の鉄で左肩に烙印を押す、手にマグネットを埋め込む、舌を2つに切り裂くなどの自虐的な手術を繰り返してきた。そして昨年秋には耳の切除をある美容成外科医に依頼し、「これでやっと鳥になれた気分だ」と満足そうに語っていた。
そんなテッドさんがこのほど新しい話題を発信。念願叶って改名申請が受理され、今後は正式に「テッド・パロットマン(Ted Parrotman)」と名乗ることになったという。もっとも何年も前から町では“ミスター・パロットマン”と呼ばれていたため、改名はむしろ遅いくらいだそうだ。また数年前から親きょうだいとは絶縁状態であり、「改名については誰にも相談していない。私を真に愛してくれるのはオウムだけ。家族はこのオウムたちだと心底思っている」と語っている。
出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)