お孫さんのつぶやきから人気商品となった“おじいちゃんのノート”の町工場をバラエティ番組『王様のブランチ』が訪問した。その現状を見て谷原章介は「あきえちゃん、あんまりいっぱい注文しないでよ」とレギュラーメンバーの鈴木あきえに釘を刺したほどだ。
都内北区にある中村印刷所で社長・中村輝雄さんと従業員が試行錯誤しながら2年がかりで完成させた方眼ノート。どのページを開いてもフラットになり、一般的なノートだと盛り上がってしまう中央部分にも文字が書きやすいのが特徴だ。その製造工程は特許を取得したものの、製品は売れずに7000~8000冊も在庫がたまった。ところが、社長の孫娘が「うちのおじいちゃんのノート、費用がないから宣伝できないみたい。Twitterの力を借りる」とつぶやいたことで話題となり注文が殺到する。
3月26日放送の『王様のブランチ』(TBS系)では、その中村印刷所を訪問して中村社長にインタビューした。実は4人の従業員で手作りしており、1日に約300冊を作るのが精一杯だ。社長は当初の状況を「突然、2万~3万冊の注文がきたら、ノートに関係の無い今までのお客さんにご迷惑をかけちゃうので、どうしたものかと困りました」と明かす。しかし、今では「本当にすごく幸せだと思います。一等の宝くじが当たった以上にすごいことだ」と実感できるようになった。「おじいちゃんのノート」として評判だが、最近では「“下町ロケット”的な発想から“下町ノート”にしようとマスコミさんが名づけてくれた」という。
スタジオでは谷原章介が「ここに“下町ノート”があるんですが」と現物を紹介、新川優愛は「どこを開いてもまっすぐに開くので書きやすい」と驚いていた。ただ、1日に手作りできるのは300冊程度だという現状から、谷原が「あんまりいっぱい注文しないでよ」とふると、「大変そうでしたね、大丈夫かなって心配になった」と鈴木あきえ。「お体に気をつけて、いっぱい作ってください」と谷原から中村印刷所の皆さんに言葉を送っていた。
今回、中村印刷所を訪れた竹内佳菜子はこの日の放送で『王様のブランチ』を卒業となった。最後に届け甲斐のあるリポートが出来たのではないだろうか。また、リポーターの青木英李、寺田ちひろ、櫻井ゆりの、大沢ひかるにお笑いトリオ・パンサーが卒業した。
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(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)