映画『ちはやふる』で共演する広瀬すずと野村周平がバラエティ番組『王様のブランチ』に生出演した。MCの谷原章介が当初は原作の千早と「すずちゃんのイメージが違うと思った」と明かすと、広瀬すずも大きくうなずく。一方、野村周平は周囲から太一役について不満を言われたという。2人とも原作と違う映画ならではの役づくりに苦労したようだ。
映画『ちはやふる-上の句-』が公開となった3月19日、『王様のブランチ』(TBS系)に主人公・綾瀬千早役の広瀬すずと真島太一役の野村周平が出演した。末次由紀さんの原作漫画やアニメに詳しい谷原章介が「正直、すずちゃんとちはやのイメージが違うと思った」とキャストが公表された時の感想をぶつけたところ、広瀬すずは顔をしかめるようにして共感した。彼女も「身長が高くて美人なちはや」のイメージと違うので不安だったという。
しかし、小泉徳宏監督が作る映画『ちはやふる』の世界が魅力的だと感じた時「こんなに素敵な女の子を演じるのならば、思い切ってやろう」と覚悟を決めた。完成した映画を観た谷原が「引き込まれて、ああちはやだと思った」「すずちゃんのまっすぐでひた向きなちはやが、まさに原作のちはやだ」と評価すると彼女は嬉しそうに目を輝かせていた。
野村周平が演じる真島太一は、スポーツも勉強もできるイケメンだ。それについて野村が「イケメンという設定の役が初めてだったので…自分でイケメンだとは思うんですけど」と言い出したので、横で聞いていた広瀬すずが大ウケする。それでも野村は「でも違うタイプだとは思っていて…」と平然と続け、綿谷新役の真剣佑を引き合いに出す。「真剣佑はしゅっとしたイケメン」なので周囲からよく「配役が逆じゃないか?」と言われたそうだ。
さらに太一役について「僕、幸せになる役が少ないんですよね、なんか葛藤とか不安とか求められるんですよ」とこぼす。そんな野村にMCの新川優愛が「うーん、葛藤してそう!」と率直な感想を口にしたので、野村も含めて皆で「かっとうイケメン?」と盛り上がっていた。
映画『ちはやふる-上の句-』に続き、『ちはやふる-下の句-』は4月29日に公開予定。かるたのシーンでは足や膝にアザをつくり、広瀬すずは水ぶくれの皮を切開して撮影を続行したという。体を張った熱演も見どころだ。
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(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)