熱狂的な人気を誇る漫画『テラフォーマーズ』が鬼才・三池崇史監督により実写映画化。4月29日の公開を前に3月9日、東京・六本木ヒルズにて映画『テラフォーマーズ』完成披露レッドカーペット、舞台挨拶が行われた。“山P”こと山下智久を一目見ようと冷たい雨が降りしきる中、会場には大勢のファンが駆けつけた。
白い巨大リムジンで乗りつけた伊藤英明、武井咲、山下智久、小栗旬、山田孝之ら豪華キャストたち。レッドカーペットに登場すると、何時間も待ち続けたファンにサインや写真撮影などに応じながらステージへと向かった。
主演の伊藤英明は、集まった観客に「寒いでしょ。こんな素晴らしいイベントで迎えて下さって有難うございます。感動しました」とお礼を述べる。肩を出したロングドレスで登場した武井咲は「衣装失敗したかなと思うくらい寒くて…」と寒さを我慢しつつも笑顔で挨拶した。
「寒い中集まって下さり有難うございます。本当に華やかな空気を作ってくれるのは皆さんのお蔭だと思っています。今日はワクワクしながら皆さんに会えるのを楽しみにしていました」と微笑む山下智久に会場からは一際歓声があがり、“山P”コールの嵐となった。
山田孝之は「寒いし雨も降ってる中、この場にいる自分を褒めたいと思う」との挨拶で会場を沸かせる。「僕さっきそこでつまずいてしまって、なかなかな感じで」と笑いながら話し始めた小栗旬は、レッドカーペットでの出来事を明かし「最近(三池)監督もつまずいて骨折することがあったので、一瞬脳裏に浮かんだけどコケなくて良かった」とホッとした表情を見せ、笑いを誘った。
激しいアクションシーンを演じた山下は、昆虫“サバクトビバッタ”に変異して戦うシーンについて「僕、バッタ役だったんですけどバッタの脚って逆関節になっている。イメージで相手を倒さなければいけなかったりするので、上半身の動きと本来存在しないはずの下半身を想像するのがすごく大変だった」と撮影を振り返った。また完成した作品を観て「自分が遠くの世界に行っちゃうような、自分じゃないくらい格好良かった」と自信いっぱいに語る。
最後の締めの挨拶をした伊藤は「今日は山Pを見れて良かったね。テンション上がり過ぎて風邪をひかないようにして下さい」と寒い中で長時間待ち続けたファンを気遣っていた。
イベントはケイン・コスギ、加藤雅也、小池栄子、篠田麻里子、三池崇史監督も登壇した。
(TechinsightJapan編集部 斉藤智子)