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writer : flynn

【海外発!Breaking News】バレンタインデーにカップル16組、世界遺産で結婚式を挙げる(南ア)

2月14日のバレンタインデーを思い出に残るものにしようと、南アフリカにて16組のカップルが合同結婚式を挙げた。朝9時、正装した彼らはケープタウンのウォーターフロントに集まり、そこからフェリーに乗ってロベン島に向かった。

世界遺産に指定されているロベン島は、アパルトヘイト時代に故ネルソン・マンデラ元大統領が18年間収監されていた場所である。ロベン島管理長によると、もっと多くの人に利用してもらいたいという目的でロベン島にある教会を結婚式場として提供しているとのこと。今年で4度目となるそうだ。

15年の交際期間を経てゴールインしたケープタウン郊外に住むカップルは、内務省にロベン島での結婚式を勧められたという。またわざわざ東ケープ州からやってきたカップルもいた。さらに男性同士のカップルも参加。各々の服装は白いウェディングドレスやバレンタインデーにちなんで赤を基調としたスーツなど、負の遺産であるロベン島に華やかさを添えた。

結婚式当日は内務省副大臣も駆けつけ、ロベン島にまつわるラブストーリーをスピーチした。マンデラ元大統領に並んで南アフリカで尊敬される人物のひとり、ウォルター・シスル氏もロベン島に収監されたが、副大臣は彼が獄中から妻に送った35回目の結婚記念日のメッセージを読み上げ「2人に負けないような強い愛情で結ばれてください」と新婚カップルに祝福の言葉を送った。

式の費用は、会場、生演奏、食事、フェリー往復、ロベン島博物館ツアー付きでおよそ1500ランド(約1万900円)。ロベン島での結婚式は年々人気となっているそうだ。

出典:http://www.iol.co.za
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)