マキタスポーツが演歌歌手の島津亜矢をブログで絶賛している。“ヒット曲の法則”の分析で知られる彼をして、「今僕がもっとも注目してる方」という島津亜矢の魅力とはどのようなものなのか。そこには“演歌”の深さが関係しているようだ。
お笑い芸人、俳優、ミュージシャンと多才ぶりを発揮するマキタスポーツだが、はじめはバラエティ番組で公表した“ヒット曲の法則”をきっかけに広く知られるようになった。その法則に基づくシングル『十年目のプロポーズ』をマキタ学級として発売しており、大ヒットはしなかったもののアーティストとしての才能が表れた秀作である。
その彼が2月9日、『マキタスポーツ オフィシャルブログ』で島津亜矢について「歌唱力が、んまー凄いこと凄いこと」と評価している。昨年大晦日のNHK紅白歌合戦で彼女が『帰らんちゃよか』を歌うところをテレビで見たという。「NHKホールが楽器になって、鳴っていました。そのぐらい、喉の楽器力がベラボウです。いやー、演歌界ってのはやっぱり凄いな~」と舌を巻いていた。
島津亜矢は14歳で熊本から上京し、作詞家の星野哲郎さんに弟子入りする。約1年後の1986年に『袴をはいた渡り鳥』でデビュー、翌年には 坂本冬美、石上久美子と“はつらつ3人娘”を組む。1994年から1998年までラジオ番組『歌うヘッドライト』のパーソナリティを務め、2001年に『第52回NHK紅白歌合戦』で紅白初出場を果たし、2015年12月31日が2度目の出場だった。
2015年1月21日に出した30周年記念シングル『独楽(こま)』はデビュー来の師でもある故・星野哲郎さんが描いてきた「島津亜矢」の世界を象徴するような楽曲だ。PVを視聴した人々からは「デビュー30周年ですか。益々円熟味を増して堂々とした歌いっぷりで素晴らしい!」「新歌舞伎座で新曲『独楽』聞いてまいりやした。名人ここに極まれり」などファンからのコメントに加えて、「上手いなあ~」「i love her voice」「So so so good!」「好聽、歌聲渾厚」と様々な人が魅了されている。
一方でマキタスポーツも1月20日にヴィジュアル系ロックバンド・マキタスポーツpresents Fly or Dieとして1stアルバム『矛と盾』をリリースした。ヴィジュアル系に挑戦しながら演歌界の深さに興味を示す彼だけに、今後の展開が期待される。
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(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)