エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】デヴィ夫人、認知症検診で「前頭葉の萎縮」見つかる

バラエティ番組では70代後半とは思えぬパワーでハードなロケをこなしているデヴィ夫人。今でも週一で社交ダンスを楽しみ、週に6日は深夜2時過ぎまで飲み歩くというから、本人も体力と気力にはまだまだ自信があるのだろう。そんなデヴィ夫人が最近気になっているのは、人の名前がすぐに出てこないことだ。何度か一緒に仕事をした人でも名前が思い出せないという。

2月6日で76歳になったデヴィ夫人だが、生活情報番組『サタデープラス』の企画で認知症検診を初めて受けることになった。認知症予防の専門医を訪ねた彼女は、全国の病院で認知症の診断に広く利用されている簡易診断プログラムやMRI検査、そして最新の認知症検査と現在の脳の状態をくまなく調べてもらったのだ。

計算問題も完璧な回答、記憶力の検査ではスタジオで同じテストを受けたヒロミや宮崎美子より成績が良かったデヴィ夫人。彼女の頭の回転の速さは、医師が驚くほどであった。

しかし嗅覚のテストで、デヴィ夫人は苦戦する。花やフルーツのニオイはわかるが、腐敗臭や焦げ臭さ、排泄物のニオイは嗅ぎ分けることができず、「わからない」「(ニオイが)しない」と困惑気味だ。専門家によれば、認知症を発症すると(研究段階ではあるが)先に“嫌なニオイ”がわからなくなり、症状が進むと心地良いニオイもわからなくなる傾向にあるそうだ。

またMRI検査でデヴィ夫人は脳の前頭葉に萎縮が見られ、これが原因でニオイの感覚に衰えが出ているという。これは長年にわたるアルコールの大量摂取が影響しているとのこと。さらに隠れ脳梗塞も、数か所発見された。

だが幸いにも前頭葉の萎縮は重要な部分ではなく、記憶を司る海馬に問題は無かった。結果としてデヴィ夫人に認知症の心配は無いそうだが、将来のことを考えて「お酒の飲み方に注意して欲しい」と医師からアドバイスされていた。
(TechinsightJapan編集部 みやび)