「アキバはわたしたちが制圧しちゃったよっ！」と無邪気に宣言するのは、かわいらしい二次元少女・芹沢ハナ（通称:ハナちゃん）。その台詞を裏付けるかのように、ゲームやアニメファンでにぎわう東京・秋葉原のあちこちで2月1日からこのハナちゃんが大量発生中だ。思わず目を見張るカラフルなイタ車お披露目も行われたこの日の秋葉原の様子をレポートしたい。

秋葉原をジャックしたのは、スクウェア・エニックスによる、iOS/Android向け超能力ミリタリーRPGアプリ『ALICE ORDER/アリスオーダー』（http://www.jp.square-enix.com/aliceorder/）に登場するキャラクターたち。同アプリのリリースキャンペーンを2月1日から14日までアキバで開催中だ。

初日の2月1日には午前11時から『出発式』が行われたが、ここに出現したのが、赤・ピンク・黄緑・青・紺とカラフルにそれぞれキャラクターを全面にあしらった“イタ車”5台だ。出発式が終わると、イタ車は次々に発進し、秋葉原駅前のロータリーに集合。イタ車が5台並ぶ様子は圧巻であり、驚いて足を止めたり、写メを撮ったりする人が少なくなかった。このイタ車は5台隊列をなしてキャンペーン期間中の2週間、秋葉原・渋谷・新宿・池袋の街中をパレード行進する予定だ。

どうやらアキバは“ポスター作戦”により占拠されてしまったもよう。「仲間と小隊を組み、任務を遂行せよ。」というメッセージが書かれた同アプリのポスターのほかに、キャラクターのひとり、“ハナちゃん”こと芹沢ハナのポスターもJR秋葉原駅構内や街中のビルなどあちこちに見かけるのだ。愛らしいハナちゃんのイラストとともにその場所にぴったりのメッセージが書かれているのがポイント。ふと気づくと「アキバの街中に隠れているから、探してねっ！」とハナちゃんがポスターの中から話しかけてくる。エスカレーターに乗っていると「エスカレーターで走るとアブないですよっ！」「ねぇねぇ！　たまには階段つかったらっ??」、秋葉原駅近くの高層ビル・秋葉原UDX付近では「さむいよぅ！　UDXに退避ぃぃっ！」、ほかにも「こちらハナ！　Wi-Fiありまぁす」「ここでハナと記念撮影しよっ！」などなど。ハナちゃんを見つけると、ついついメッセージもしっかり確認、気の利く一言ににんまりしてしまうのだ。

同アプリをプレイしてみたい人は、秋葉原駅構内に設置された特設会場でタブレットはもちろん、47インチの巨大タッチスクリーンによる“デカスマホ”で体験できる。プレイ方法は、ゲームの世界観に合わせてミリタリー風コスチュームに身を包んだイベントコンパニオンが教えてくれる。この日も若い男女や外国人観光客ら多くの人が体験、“デカスマホ”でプレイして「戦闘シーンがすごい迫力！」「こんなに大きい画面は初めて」と興奮していた。

キャンペーンはほかにも、駅周辺50か所のラックでオリジナルの無料秋葉マップ配布、秋葉原駅周辺の飲食店・メイド喫茶・アニメグッズショップ来場で限定ノベルティグッズのプレゼント（なくなり次第終了）など盛りだくさん。Twitterでは秋葉原の街中で同アプリのポスターやイタ車の写真を撮影し、2月15日（月）23：59までにハッシュタグ「#アリス発見」とともにツイート、ツイート数が500件に到達すると、アプリ内で使用できるダイヤ500個を全員にプレゼントする（プレゼント取得条件：2016年2月16日（火）0：00までに『ALICE ORDER』をプレイ開始したユーザー）。
（TechinsightJapan編集部　関原りあん）