10日、東京・秋葉原にあるAKB48劇場にて、横山チームA新公演『M.T.に捧ぐ』初日公演に先立ち公開ゲネプロが行われた。AKB48チームAの横山由依、小嶋陽菜、島崎遥香など総勢18名のメンバーがステージに登場した。
2010年7月開演の『目撃者』以来、約5年半ぶりとなる新公演『M.T.に捧ぐ』。この公演について、2代目総監督の横山由依は「今までに観たことがない公演だと思います。幕が開くと信じられない光景が広がっているというか、曲が始まると思いきや、そうじゃない演出があったりと、今までのAKBとは違うなってところは感じて頂けると思います」と意気込みを語る。
『M.T.に捧ぐ』というタイトルの通り、高橋みなみに捧げる今回の公演。横山は「総監督という立場に今、自分も足を踏み入れつつある。秋元さんから送られてきた楽曲のたかみなさんに向けた歌詞に共感しました」と楽曲を聴いて涙したことを明かした。総監督としては「みんなを動かせるように頑張りたい」とやる気十分だ。ソロ曲を披露したことについては「個人的には歌手になりたかったので、良い曲をもらえて嬉しいです」と語ると、報道陣から「良かったですよ! 感動しました」との声がかかり涙を浮かべる場面も見られた。
当の高橋みなみは、まだ公演を観ていないようだが「たかみなが観に来たら、泣かしてやる…けど観に来ているのを見たら、自分は10秒で泣いちゃうけどね」と小嶋陽菜は悲し気だ。
レッスンが大変だったと明かした横山は「今まで見たことのない小嶋(陽菜)さんの本気度を見て、やる気がおきました」と話すと、「リハから本気出すって今までなくて」とこじはるが微笑む。島崎遥香はそんなこじはると「一緒の公演に立てて嬉しい」と照れながら語った。
新公演の話はいつも浮上しては消えを繰り返していたようで「何度も(新公演の話が)なくなって休暇になっていたので、今回はどこに旅行に行こうかなと考えていました」とこじはるが冗談交じりに話し、会場は笑いに包まれた。
横山チームA新公演『M.T.に捧ぐ』
出演者:入山杏奈・岩田華怜・大家志津香・大和田南那・小笠原茉由・小嶋菜月・小嶋陽菜・佐々木優佳里・島崎遥香・白間美瑠・谷口めぐ・中西智代梨・中村麻里子・宮崎美穂・宮脇咲良・山田菜々美・横山由依・樋渡結依
(TechinsightJapan編集部 木村美保)