映画『残穢』の監督とキャストがバラエティ番組『王様のブランチ』からインタビューを受けた。竹内結子や中村義洋監督が明かす映画制作にまつわる裏話も怖かったが、佐々木蔵之介の学生時代の体験談には他のキャストやインタビュアーも耳を塞いでしまうほどであった。
テレビで放送中の予告編を見るだけで、これまでのホラーとは違う怖さを予感する映画『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』。その公開を前に1月23日放送の『王様のブランチ』で、中村義洋監督とミステリー小説家役の竹内結子、女子大生役の橋本愛、作家役の佐々木蔵之介に映画コメンテーター・LiLiCoがインタビューした。
竹内結子は本作のオファーを聞いて、映画『ゴールデンスランバー』も関わり信頼する中村義洋監督の作品だけに是非と応じた。しかし、台本を開いてから「どうしよう」と考えたそうだ。なかなか読み終えず、監督へはっきりと返事が出来ずにいた。中村監督も竹内サイドから「まだ読んでないので…」としか聞こえてこないため様子がおかしいと思ったらしい。結局、竹内は主演を引き受けたのだが、返事が遅れた理由について「怖かったんです」と明かした。
怖いのはストーリーばかりではない。中村監督は撮影を終えて編集をする段階で「映るはずのないものが入っている」ことに気づいた。その1つが移動する車の後部座席の場面だ。カメラマンは両手で持っているので手が入ることはないのに、画面の端にさっとよぎる何かが映っている。
2人の話で本作への恐怖心が強まるなか、佐々木蔵之介が学生時代の体験を語りだした。彼は北枕で寝ると金縛りにあうことが多かったそうだ。そればかりか、霊が顔の前に迫るのを感じたという。「首を絞められたり、囁かれたり、いろんな人が来ましたね」と続けると、女性陣はもう止めてとばかりに耳を塞いでしまう。
昨年10月25日に行われたワールドプレミア上映の記者会見では、竹内結子が思わず「観たら後悔しますよ」と表現して話題となった。それほど怖そうな映画『残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―』は1月30日より全国ロードショーされる。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)