オンラインショッピングがこれだけ繁盛し、ショップや運送業者もてんてこ舞いという昨今。残念ながらヒューマンエラーによる“事故”の件数も増加の一途だという。イギリスからこんな仰天ニュースが飛びこんできた。
「オンラインショッピングでアメリカからKindleを注文したのに、とんでもないモノが届きました。開封した瞬間に背筋が凍りつきましたよ。」
そうツイートしたのは英ブリストルのコタムに暮らすジェームズ・ポッテンさん(37)。彼が注文したのは米「Waterfi」社(本社:カリフォルニア州)の“Waterproofed Kindle Paperwhite”という製品。入浴時にも読書を楽しみたいとする人々に評判の電子書籍リーダーであった。しかしFedExの配達人が彼に届けた小包の中身は…。
それはなんとヒトの体から摘出された腫瘍の病理組織標本。中身についての記載は“patient tumour specimen”とあり、本来の届け先はロンドンの「ザ・ロイヤル・フリー・ハムステッド病院」であった。ポッテンさんは追跡番号や照会番号を手元にさっそくFedExやKindleのカスタマーサービスに電話してみたが、ふとこんなことに気が付いたという。
「両者の番号は最初の2ケタと最後の3ケタが同一で、見た目がとても似た番号でした。憶測ではありますが私にはFedEx側にミスがあったように思えます」とポッテンさん。再度FedExに連絡し、「病院ではこれの到着をきっと待っていますよ。早く取りに来てあちらに届けてあげて下さい」と転送を急がせたそうだ。
出典:http://www.bristolpost.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)