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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】高齢男性の杖に仕込まれたアイスピック 米・空港X線検査で発見

このほど米国のある空港で、70代の男性がX線による手荷物検査にひっかかった。鳴り響くアラームに妻とともにキョトンとした顔を見せるその男性。ベルトコンベヤーに載せた杖にはある鋭利なモノが仕込まれていたのであった。

ニューヨークへの玄関口のひとつでもあるニュージャージー州の「ニューアーク・リバティー国際空港」。そのターミナルBで24日夜、妻とともにジョージア州に向かおうとしていた72歳の男性が米運輸保安局(TSA)の係官に呼び止められ、別室へと誘導された。手荷物用X線検査装置は、男性の杖に仕込まれた鋭くとがった金属の存在を映し出したのだ。

ベタなアクション映画さながらの武器であったその杖。ちょっとねじっただけで持ち手部分が簡単に抜け、そこにアイスピックが仕込んであったため夫妻は港湾警察署に連行された。「杖は贈られた物で、そんなものが隠れているとは知らなかった。これで誰かを傷つけるつもりは全くない」と慌てた様子のその男性。犯罪歴や精神疾患なども認められないことから、男性にお咎めはないもようだ。なおこの杖は没収され、代わりに遺失物取扱所で長年保管されていた杖が渡されたという。

これだけ街の隅々に防犯用の監視カメラが設置されていても、ひったくりや置き引きといった犯罪が絶えないアメリカ。このような危険な杖が存在し、高齢者が被害にあうケースは圧倒的に多い。

※ 画像はfoxnews.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)