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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】豊胸手術の詰め物にカビ! 次々と体調不良に見舞われた米女性。

豊胸手術にはこんな危険を伴うことがあるようだ。このほど米フロリダ州シャリマー在住の1人の女性が『WEAR‐TV』とのインタビューに応じ、豊胸手術後の自分の体に起きた深刻な異変を明らかにした。カビが増殖した証拠写真とともに、インプラントに絶対の信頼を置いては危険だと警告している。

大変な費用を支払って豊胸手術を受けるも、なぜか体調不良を繰り返してドクターショッピングを重ね、しかし医師らは首をかしげるばかり。「命を落とす寸前まで行きました」と語ったのはフロリダ州在住のアン・ジーゲンホーンさんという女性。2011年から体重がやけに増えるようになり、視力が劇的に低下し、体のあちこちにヒリヒリと焼け付くような疼痛を感じるようになったという。

深刻な疾患に違いないと直感したアンさんは精神的にも不安定になり、自分は死ぬと思い込むようになった。診察した医師から告げられた病名は全身性エリテマトーデス(=狼瘡)、関節炎、甲状腺疾患と様々で、しかし詳しい検査が行われると誤診と判明。お手上げといった表情で医師からも見放されてしまったと話す。やがてある医師が、彼女の体調不良の本当の原因が過去に受けた豊胸手術のインプラントにあることを突き止めた。生理食塩水の詰まったインプラントバッグはもはやカビだらけであったのだ。

この件に関して『The Naked Truth about Breast Implants』の著書を持ち、豊胸手術のトラブルに詳しいスーザン・コルブ博士は「私自身、豊胸手術を受けて30年になりますが、安全のため8~15年に一度はインプラントの交換が必要だと思っています。それを怠れば、アンさんのような状況に陥る可能性は誰にもあるということです」と述べている。

自分の経験を生かし、現在は豊胸手術後の不調や体調不良に苦しむ女性たちのサポートを行うグループのメンバーとして活躍しているアンさん。彼女は携帯電話にカビだらけで摘出された忌まわしいインプラントの写真を保存しており、必要があれば誰にでもそれを見せている。憧れの豊かなバストを手に入れても心身の健康を損ねてしまっては元も子もない、このことを多くの女性たちに知ってほしいという。

※ 画像はabc13.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)