2009年にはリアーナに対する暴行が明らかになり、それ以降もたびたび暴力や暴言が報じられてきた歌手クリス・ブラウン(26)。しかし現在一児の父親となった彼は人間的に成長し、今では過去の自分を冷静に見つめなおしているようだ。
以前のクリス・ブラウンは、過去の蛮行が話題になるたびに苦しい言い訳を連発してきた。「Jay-Zは人を刺したのに俺のように批判されない」「(俺は)人から頻繁に批判される。みんな俺のことなんて分かっていない」などともボヤいていたが、今年知人女性が産んだ女児が我が子だと知り育児に関わるようになって以降、ずいぶん大人になったようだ。このほどクリスは『Notion』誌取材に応じ、こう話している。
「俺も失敗をした。それに失敗した人をああだこうだと判断し、同じ目にもあった。でも(そういう経験により)学ぶこともあったぜ。」
「若い頃の俺は、超傲慢だった。『そうとも、俺は最低な奴さ。それがどうした? 俺は金持ちなんだぜ』って感じでさ。」
しかし「神様は俺によりビッグなものを用意していてくれた」ともクリスはコメント。それは突然のパパデビューで、今のクリスは知らぬ間に誕生していた愛娘に夢中なのだ。ついには娘の名をタイトルにしたアルバム『Royalty』を制作したクリスは、ラジオインタビューにも応じ「娘が徐々に学ぶ姿を見ていると、自分自身も忍耐力が身につく」「父親業はグレイトさ」等と語っている。そのクリスの口調は穏やかで、かつての“荒くれ男”の成長ぶりが話題になった。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)