エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】Reiがヤバイ。Base Ball Bear 小出祐介も絶賛。公開動画に「なにこれ。神ですか」

ギタリストでシンガーソングライターのRei(レイ)が11月4日に2枚目のミニアルバム『UNO』をリリースした。そのなかから『JUMP』のミュージックビデオが公開されており、彼女のパフォーマンスが「久しぶりに衝撃的なアーティスト見つけた」、「期待度MAX」といった反響を呼んでいる。

Reiは幼少期を過ごした米・ニューヨークで4歳からクラシック・ギターを始め、学校に通う頃はビッグバンドでエレキギターを弾いていた。その頃にジャズやブルーズと出会ったことが彼女のサウンドに大きく影響しているようだ。兵庫県伊丹市出身の彼女は帰国すると大阪のインターナショナルスクールに入学し、小学3年生頃には友だちとロックバンドを組む。その後ブルーズへ傾倒して、大阪のブルーズ・コミュニティと関わりを持つようになる。やがて神戸の音楽学校で学ぶと、17歳でソニー・ミュージックアーティスツと契約して上京。2015年2月4日には1stミニアルバム『BLU』が全国リリースされた。

彼女はYouTube専用チャンネル『Guitar Rei』で、ブルーズやロックのレジェンドと呼ばれるミュージシャンたちの楽曲を弾き語りした動画を公開している。現在22歳の女の子がBig Bill BroonzyやJohn Lee Hookerをプレイするのだから驚きだ。しかも、ビートルズの『Yer Blues』を弾き語るかと思えば、Johnny Winterの『Illustrated Woman』まで超絶ギタープレイをこなしながら歌ってしまう。そんな彼女のパフォーマンスには「ギターがやばすぎる!!英語の歌唱はもうデンジャラス!!」、「なにこれ。神ですか」といったコメントばかりか「You rock girl very impressive sense of timing.」、「Totally INCREDIBLE!!」、「Great singing! 」など英語での称賛も多数寄せられているのだ。

Reiのすごさはそうした経験を基に自分のサウンドを確立したことだろう。Base Ball Bearの小出祐介がミニアルバム『UNO』について寄せたコメントによると、彼が昔バイトしていたライブハウスに、Reiがアルバイトとして入ってきた頃から知っているという。その後同じ事務所の先輩後輩となって交流が続いており、Reiの成長を目にしてきた。彼は「そのギタープレイ、その楽曲はどんどん研ぎ澄まされ」「Reiちゃんの暮らした海外の街並みを聴き手に想起させるような、『音の匂い』を獲得していました」とそのサウンドを評価している。新作『UNO』へも「彼女の堂々たる“ソロっぷり”を、楽曲からも、パッケージからも、感じ取ることが出来るでしょう」と期待を込める。

11月18日(水) に開催された『J-WAVE TOKYO REAL-EYES “LIVE SUPERNOVA”』では、やはり注目アーティストのAnlyやNakamuraEmiとともに出演したRei。ラジオ番組やライブを中心に活動している彼女だが、その人気はじわじわと広がっており、来年は音楽界に旋風を起こしそうな予感だ。

※画像は『Rei guita_rei Instagram』より。

(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)