西内まりやがヒロイン役を務める映画『レインツリーの国』ではブログが重要な意味を持つ。実は彼女自身もモデルとして活躍を始めた頃にブログを立ち上げており、悩みを明かせる「唯一の心開ける場所でした」と明かす。最近ではツイッターなどのSNSも併用しているなか、久々に更新しようと読み返していたところ4年前に書き込んだ言葉を見つけて衝撃を受けたという。
公開中の映画『レインツリーの国』では、主演の玉森裕太(Kis-My-Ft2)演じる向坂伸行が偶然、“レインツリーの国”というブログを見つけたことから、ひとみ(西内まりや)と知り合う。そんなヒロイン「ひとみ」を演じて、西内自身もブログの大切さを再確認したようだ。11月21日に『西内まりやオフィシャルブログ「Mariya Mania Room」』を更新して、「私にとって、ブログはHOME」と2011年9月にアメブロを始めた頃を振り返っている。
その頃、彼女は雑誌『Seventeen』の専属モデルとなって1年が過ぎ、すでに表紙を飾っていた。福岡から上京して通っていた都内の女子高を卒業したのが2012年3月15日なのでまだ学生の時である。学校、友達関係、仕事などの悩みを本音で話せるのがブログだった。「ボケツッコミするのもここで、笑。ブログの自分だけが自分らしくて、誰かのために書いてるはずの文で自分を元気付けて」と当時を思い出す。そんな彼女を温かいコメントで励まし、慰めてくれたのが読者であり、そのおかげで頑張ることができたという。
やがて、モデルだけでなく歌手や女優としても活躍するようになり、忙しさもあってだろう、以前ほどブログを更新することもなくなった。そんな彼女が、「過去のブログ、今振り返ってもなかなかハイテンションな私が詰まっていました」と2011年9月30日に書いた記事を紹介している。街のお店のショーウィンドウにあった言葉だ。
“失敗を恐れてはならない。傷つくことから逃げない。運命を変えるのも、ありじゃないか?この世に生きる。今を見つめる。何かを果たす。必要なのは、自らの手で未来を創るその意志。生きた証は、自分で刻んでいくしかない。迷わず、踏み出せ”「これを読んで私は共感し、すごく勇気をもらったので皆さんにも何かを感じてもらえればと思って載せました」
西内まりやはそれを読んで、「グサっときたよ。4年前の自分に勇気付けられるとは!!どういうことー!」と笑いながらも衝撃を受けたようだ。
最近はTwitterやInstagramでも発信しているので、ブログの更新はスタッフからのお知らせが多い。だが、西内は「日々発信してる場所は沢山あるけど、やっぱりブログはHOME。こんなに本音書ける機会なかなかないもんねっ」と更新することを約束して「このブログが愛で溢れた場所になりますように…ではまたね」と結んだ。
※画像は『西内まりや nishiuchi_mariya Instagram』より。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)