イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】故ポール・ウォーカー愛娘に訴えられたポルシェ、徹底抗戦の構え。

2013年に友人がハンドルを握るポルシェ・カレラGTに乗り込んだ『ワイルド・スピード』シリーズの人気俳優ポール・ウォーカー(享年40)。しかし車は街灯や街路樹に衝突し、爆発・炎上。ポールと友人は帰らぬ人となった。この事故につきポールの遺児がポルシェを相手取り訴訟を起こしたが、ポルシェ側は「非はポール側にあった」として徹底抗戦の構えを見せている

最愛の父ポール・ウォーカーの事故死につき、遺児となったメドウさんは「責任はポルシェにある」として9月にポルシェを提訴。メドウさんは事故を起こしたポルシェにつき「シートベルトに欠陥があった」「(車両を安定させる)ポルシェ・スタビリティ・マネージメントシステム(PSM)が欠けていた」「燃料ラインが不十分だった」といった点を指摘。さらに事故発生時の車両のスピードについて「当局の推定ほどスピードは出ていなかった」と主張した。

これに対し、ポルシェは訴えられた時点で「当局の報告書にも“この悲劇的な事故は無謀運転とスピードの出し過ぎが原因”とはっきり記されている」との声明を発表。また裁判所に対しても、以下の点を主張しているという。

■ポールは、高スピードの車に乗るべきではなかった
■ポールの車は改造されていた上、使用法もメンテナンスも不適切だった

ポルシェはポールと共に他界した友人の遺族にも民事訴訟を起こされ、「事故の全責任は運転していたポールの友人にある」と猛反論。今回メドウさんの起こした訴訟についても「ポールの死はポール本人にも一部非があった」とする主張を加えている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)