保守的なバプテストとして育てられた俳優ブラッド・ピット(51)だが、今は「神はいない」と信じる無神論者だと明かした。妻のアンジェリーナ・ジョリー(40)は宗教とは無縁に見えるが、2人の宗教観は一致しているのか、それとも…?
このほど「僕は無神論者だ」と明かし話題をさらったのは、南部バプテストの家庭で育ったブラッド・ピットだ。ブラッドは英『Telegraph』の取材に応じ、その理由をこのように明かした。
「あれは駄目、これは良い、何をすべきで、何をすべきではない。そういったキリスト教の罪意識を全面に出して、父は僕を育てたんだ。」
その反動でかえって宗教心を失うことになったブラッドだが、父の教えが6人の子供達の育児に生かせることもあるという。
「僕の家族は、自分で何でもやれる能力が大事だと強調していた。父は誠実であることにもこだわりがあったから。」
そういう姿勢を目指しているというブラッドだが、一方で妻アンジェリーナ・ジョリーは完全なる無神論者ではないらしい。過去にアンジェリーナは『People』誌にこう語っていたのだ。
「世の中にいるのは、私達だけじゃない。その存在に名前があるのかは分からない。宗教や信念といったね。でも私達より偉大なものがあるの。人をまとめる、美しいものよ。」
かつては自由奔放・ワイルドで宗教とは無縁に見えたアンジェリーナだが、今では“人間よりはるかに偉大な存在”を信じているようだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)