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writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】凍った“排泄物”が民家を直撃、犯人は上空の飛行機(英)

英ウィルトシャー州でこのほど、変わった色と形の氷のようなものが民家の屋根に落下し、大変なダメージを与えた。その正体はなんとヒトの排泄物。上空を飛ぶ飛行機の落とし物であったそうだ。

「空からウンチ爆弾が降って来た」 臭くて汚くて、とても笑えないようなこの話、実はジョークでも何でもなかったことを英メディア『mirror.co.uk』が伝えている。ウィルトシャー州メルクシャムに暮らすキース・ミードさん(70)、ルース・ミードさん(67)夫妻は、「ある朝9時ごろ、屋根裏部屋にいた私たちは車が我が家に突っ込んだかと思うような大きな音に驚き、あわてて外に出ました。怪我はありませんでしたが本当に恐ろしかったです」と話している。

家の外では砕け飛んだ屋根のレンガが道路に散らかっており、再び階段を上ると屋根に90×60cmほどの穴が開いていた。落下物の重さは約450g、長辺は18cm弱、色は黄褐色で凍っていた。それは屋根を修理する補償を得るための重要な証拠品であることに気付き、キースさんはすぐに3重の袋に入れて冷凍庫に保管。その後に各方面に問い合わせ、その物体の正体がヒトの尿と排泄物が混じったもので、落とし主ははるか上空を飛行中の飛行機であろうということがわかり、何ともいえない不快感でいっぱいになったとしている。

同メディアが伝えているところによれば、イギリス民間航空局(UK Civil Aviation Authority)には「飛行機から“氷のような物体”が落下した」という報告が年間平均25件も入るとのこと。しかしこれはあくまでも報告された件数で、人がほとんど住んでいない山間部や海に落下している数はこの比ではないであろう。今年6月にはカナダで飛行機のタイヤが民家に落下し、屋根と天井を破壊したことが伝えられた。

※ 画像はmirror.co.ukのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)