歴史を感じさせる素晴らしい校舎に美しく手入れされたキャンパス。そういう学校には「映画の撮影に使用させてほしい」とのオファーがたびたび舞い込むものである。しかし米ロサンゼルスのある高校は、とんでもない類の撮影を許可していたようだ。
学校の敷地内で驚くような映画の撮影が繰り広げられていたのはLAダウンタウンの西方、ビバリーヒルズからもすぐのところに位置する「アレグザンダー・ハミルトン高校(Alexander Hamilton High School)」という公立高校。『NBC4』が伝えているところによれば、2012年に撮影された『Revenge of the Petites』という映画において、“裸洗車”のシーンがここで撮影されていたというのだ。
美女たちがビキニあるいは裸になって、泡だらけの身体をなまめかしく車にこすりつける。よりによってそんなシーンが教育の場で撮影されたことにPTAは大混乱だが、撮影の許可にあたって制作者側がアダルトなシーンであると説明していなかったことも判明。学校側は彼らの非常識さに激怒し、同高校が映っているシーンをすべてカットするよう命令。監督も全面的に非を認め、学校側の要求を呑んだという。
なお、アメリカの大学キャンパスはたびたびハリウッド映画の撮影に使用されているが、ほとんどが夏休みその他の長い休みに行われるため、このアレグザンダー・ハミルトン高校の件についても生徒が撮影を見守っていたという情報はない。
※ 画像はmaxim.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)