10月16日スタートの金曜ドラマ『コウノドリ』。過酷な産科医療現場がリアルに描かれていると、現職の医療関係者からも高い評価を得る同名漫画が原作となっている。主人公の産婦人科医とピアニストの二つの顔を持つ、鴻鳥(こうのとり)サクラを演じるのは今年、大活躍の俳優・綾野剛。連続ドラマ単独での主演は初となる。
「医者、助産師、患者、それぞれの視点がバランスよく描写されている」「現実を映し出してくれている」と現役の産婦人科医からも、ネット上で大絶賛されていた漫画『コウノドリ』がTBS系「金曜ドラマ」枠で実写化される。主人公の鴻鳥サクラは実在する医師がモデルとなっており、この医師は情報番組のコメンテーターとしても活躍する産婦人科医の宋美玄氏の上司であることが『宋美玄オフィシャルブログ「オンナの健康ラボ』で明かされていた。
タレントとしても活動する友利新医師も、第一子を妊娠中に宋氏から勧められて漫画『コウノドリ』を読みはまってしまったという。10月5日の『友利新オフィシャルブログ「友利新のビューティー診察室」』でも、「冗談抜きで中学や高校の課題図書にでもしてもらいたいと思う」と大絶賛している。妊娠出産をする人は「必ず知っておいて欲しい知識を得ることができる」として、妊娠出産を経験した女性としてまた医療現場で働く者として、太鼓判を押せる作品であるようだ。
友利氏はその『コウノドリ』がドラマ化されると聞き、主人公の医師を誰が演じるのかが不安になったという。だが綾野剛が演じると知ると不安は一掃され、早く放送が始まらないかと楽しみになったそうだ。綾野が「かなり鴻鳥先生のイメージにぴったり」というのである。
その綾野とのツーショット写真がブログに公開された。ある番組で共演した時、彼の方から友利氏の楽屋に挨拶に来てくれたらしい。「大スターなのにこの気遣い! 本当に素敵な方」と彼女はメロメロである。この日の友利のブログには、「本当に素晴らしい作品で、私も楽しみです」とドラマに期待する声も届いている。
(TechinsightJapan編集部 みやび)