南アフリカ・ダーバンをベースに発信しているラジオ局「East Coast Radio」のDJが、泥酔状態で仕事をしていたとして解雇された。
クビになったDJはロック・ムバンボさん。2013年に営業見習いでラジオ局に入社、その後DJとして自分の番組を持ちたいと願い出たところ昨年に実現し、朝2時から6時という早朝の番組を担当していた。彼の番組は「週末の早朝、スタンダップコメディやびっくりするような面白い体験談などをお届けする」という内容だ。
しかし、10月18日の放送だけは様子が違った。リスナーによると、曲が途中で切れたり、曲を流している間マイクを切っていなかったため雑音がひどいなど聞くに堪えないもので、DJ本人も口汚い発言をするなど手をつけられない状態だったそうだ。
放送後、ソーシャルメディアで「リスナーに対する冒涜だ。罰金を払うべき」といった批判的な意見があがったものの、多くのリスナーはムバンボさんに同情。「誰にだってこんな日はある。日曜日の朝2時の放送だし、多大な迷惑をかけているわけではない」「彼にもファンのリスナーがいる。この時間はみんな寝ているし、警告だけでいいのではないか」など擁護する声が多い。しかしラジオ局の決断は厳しく、ムバンボさんとの契約を終了したと発表した。
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(TechinsightJapan編集部 FLYNN)