9月30日、都内にて映画『ジョン・ウィック』(10月16日公開)ジャパンプレミアが行われ、前回の電撃来日から異例の早さ、64日目で来日した主演のキアヌ・リーブスと先月末引退したばかりの金メダリスト柔道家・野村忠宏氏が登壇。野村は映画のタイトルが入った黒帯をプレゼント、柔道の技を決めたキアヌ・リーブスを称賛した。
まずレッドカーペットに登壇したキアヌ・リーブスは、750万円のマスタングの前でフォトセッション、続いてファンサービス、サウンドバイツを経て舞台に登壇した。「みなさ~ん、こんばんは。どうもありがとうございました」と日本語で挨拶をしたキアヌに、会場のファンから歓声があがる。親日家のキアヌは「光が美しい国。日本の人々が素晴らしい。来るたびに新たな発見がある」と日本の魅力を語った。
映画『ジョン・ウィック』では、柔道を取り入れたアクションを披露しているキアヌ・リーブス。本作を鑑賞した柔道家の野村忠宏氏は「柔道の技が出た時は“おっ! この技はこれだ”と、そこを本当にうまくできているのか細かくチェックしながら観た」と明かし、「凄い上手でした。相当練習されたんだな。アクションしながら流れの中で投げるのは凄い難しいことだと思う」と称賛した。また、映画を観て「人を投げたくなった」と笑った。
今回の映画で初めて柔道を経験したキアヌだったが、「3、4か月間トレーニングを積み重ねた」と明かす。「初心者として取り組み、体の置き方、足の場所、掴み方などの細かいことが組み合わさってできるのを改めて感じた」と振り返った。
短期間で習得したことについて「素晴らしい師匠の方々のおかげです!」と話すキアヌに、「この技に関しては一番の師匠になれるかもしれません」と野村氏が笑わせた。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)