映画『ハンガー・ゲーム』シリーズで時の人になった人気女優ジェニファー・ローレンスが、映画業界の収入格差についてエッセーを寄稿。男女間の差があまりにも酷いとして、正直な思いを明かした。
先日、人気誌のインタビューを受け「男性が自分よりずっと稼いでいると知れば、最低な気分になる」「(男女の)格差を知ったら、みなさんもきっと驚くわ」と明かしたグウィネス・パルトロウ。彼女に続き、今度は若手ナンバーワンのジェニファー・ローレンスが“どうして私の稼ぎは男性共演者より低いのか”と題したエッセーを執筆、ウェブサイト『Lenny Letter』に寄稿した。
その中でジェニファーは、ソニー・ピクチャーズのメールがハッキングされた事件を回顧。その内容から自分のギャラが映画『アメリカン・ハッスル』の男性共演者陣より低いと判明した件に触れ、こう綴った。
「ソニーのハッキング事件が起きて、自分のギャラがいかに男性共演者らより低いかを知ったわ。」
「ソニーに腹を立てはしなかった。でも自分に腹が立った。だって私は早々に諦めて(ギャラ)交渉に失敗したから。」
またジェニファーは「好かれたいという思いがあった」「気難しいとか、甘やかされた人間とは思われたくなかった」と記し、「共演した男性達は、そういうことは一切気にしていなかった」とも続け“男女の違い”を強調。さらに、今後は遠慮して可愛く意見を伝えたりはしないとも明かした。
これがメディアに大きく報道されるなり、他の女性セレブ達がジェニファーに共感。エマ・ワトソンもTwitterに「ああ、ジェニファー、あなたのことが大好きよ」と書き込んでいる。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)