音楽家、実業家、ファッションデザイナーなど多岐にわたり才能を発揮するX JAPANのYOSHIKIは慈善事業の活動を積極的に行う顔も持つことでも有名である。そんなYOSHIKIがミス・インターナショナルと初めてタッグを組み、23日都内にて「ミス・インターナショナル×YOSHIKIチャリティガラ2015」を開催した。チャリティでは世界72か国から集まった美女とファンが見守る中、YOSHIKIによるピアノの生演奏や白熱したオークションが行われた。
国内外問わず、チャリティ活動に熱心なYOSHIKIは「時代時代に合わせてやっていきたい。人を救うことによって自分も救われる」と語る。11月6日にリリースされるシングルについて質問が及ぶと「まあ、出るのかな」「僕のバンドがなかなか出ないので大事になっています」と笑う。また12月から始まる20年ぶりのツアーに関しては「頑張ります!」と力をこめ「それなりになると思います」と語った。
野外でピアノの生演奏を行ったYOSHIKIは「寒い」と第一声につぶやいた。思ったより寒かったそうだ。幻想的なライトアップの中、バイオリンの演奏と共に『Forever Love』、チャイコフスキーの『白鳥の湖』、『ENDLESS RAIN』を披露し、集まった大勢のファンと美女を魅了した。
オークションでは、YOSHIKIの私服ジャケット、コート、先日行われた「メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク東京」のグランドフィナーレにて発表された「YOSHIKIMONO」が出品された。私服のジャケットは1万円からスタートしファン同士の競り合いで200万円という高額で、コートは90万円、YOSHIKIMONOは130万円で落札された。全ての商品にYOSHIKIのパネル、ライブのバックステージで会える権利“ミート&グリート権”がついている。落札者はその場でYOSHIKIと2ショットの記念撮影を行い、落札者は大勢のファンの羨望の眼差しを浴びていた。
3月11日にニューアルバムを発売予定、ドキュメンタリー映画も制作中の多忙を極めるYOSHIKIは「年末は日本で過ごす可能性が高い」と明かす。囲み取材後、自身のスマートフォンでミス・インターナショナルたちと自撮りするお茶目な姿も披露し、再びファンの待つ会場へ消えた。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)