海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】ピットブルに突然襲われた男性、耳を食いちぎられる。NYの路上で。

米ニューヨーク・ブルックリンの路上で男性が2頭のピットブルに突然襲われ、耳を食いちぎられるという事故が発生した。近隣住民や警察官が駆けつけたが、興奮が収まらないピットブル。現場は瞬く間に血の海と化したことを『NYデイリーニューズ』紙ほかが伝えている。

流血の惨事が起きたのはブロンクス区の「Our Lady of Mount Carmel教会」付近の路上。シンシア・オリバーという55歳の女が飼っている2頭のピットブルが、突然道路に飛び出して同教会に向かっていた男性2名に襲い掛かったのだ。62歳のフランセスコ・バヴさんが耳や両腕の肉を食いちぎられ、足、胸などにも多数の深い傷を負った。一緒にいたエミリオ・オルティスさん(46)も襲われたが、幸いにも深刻な怪我はないという。

目の前のアパートの2階の住民が911番通報の傍らで現場の様子を撮影しており、その動画をメディアが公開したが、2頭は大変な力で黄色いTシャツを着ているバヴさんの体を引きずり回している。間もなく警察官や近隣住民とみられる男性たちが現れて救助を試みたものの、ピットブルの興奮と獰猛さは収まらず、ある者がピットブルに向かって強く放水したことでバヴさんはやっと解放された。彼はその後、自力で立ち上がって歩道を歩き始めたが道路は血の海と化していた。

警察の取り調べにオリバーは「バヴさんと口論してついカッとなった」などと供述したが、バヴさんは「彼女とは面識すらない」と異論を唱えている。そのためピットブルを故意にリードから離して彼らを攻撃するよう命じた疑いがあることから、オリバーは計10の罪で起訴された。なおピットブル2頭は、動物保護局に連れていかれたという。

※ 画像はnydailynews.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)