未成年である17歳の少年と肉体関係を持っていた33歳の人妻が逮捕・起訴、このほど投獄された。妻の浮気がよほど悔しかったのであろう。警察に彼女の身柄を突き出したのはなんと夫。世間体など構うものか、というその行為に夫の怒りのほどがうかがえる事件だ。
17歳という未成年の少年と性的関係を持っていたことから実刑判決が下されたのは、米ユタ州ソルトレークシティのアンバー・テルフォードという33歳の人妻。かつてジャズダンサーとして活躍していたアンバーは、タイラーズヴィル南部にある「Colette’s Dancing Studio」(現在は閉鎖中)というダンススタジオの経営者兼インストラクターで、そこで教え子であった少年に恋愛感情が芽生え、禁断の関係に発展していった。しかし『CBS News』が伝えているところによれば、今年1月にその関係が警察沙汰となり起訴が決定。7月に有罪答弁を行ったアンバーに、このほど裁判所は懲役30日の実刑判決を言い渡したという。
検察側の主張によれば、2人の関係は昨年9月から12月まで続いていたもよう。警察にその件を持ち込んだのはなんとアンバーの夫で、昨年11月に妻から別居を言い渡されて不審に思い、私立探偵を雇って追跡を依頼する中で妻の浮気を知った。ふたりが付き合い始めた9月から、妻は、少年に衣服を買い与え、ディズニーランドへの旅行代金を負担するなど、かなり熱を上げており、夫との離婚協議に入る準備もしていたという。
米国の警察は、市民が犯罪のデータを閲覧できるよう写真や情報を常にオープンにしている。夫が世間体を考えた場合、妻が若者と恋に落ちてしまったことを世の中に暴露されるなどは耐えがたい屈辱であり、個人的に復讐行動を起こすことは多々あれど、このケースのように夫が警察に「裁いてくれ」と妻を突き出す例はあまりない。
※ 画像はdeseretnews.comのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)