これだけ様々なダイエット方法が存在する今も、女性たちは“最新の方法”と聞くとすぐに飛びついてしまうもの。このたびは香港からのニュース。「太陽を見つめて痩せよう」といった奇妙な方法だという。

“肥満傾向にある女性たちは沈む太陽を凝視しよう。夕日には痩身の効果が秘められている。”

朝はお約束のようにグリーンスムージー、低圧ルームを備えたジムも大流行りという香港で、こんな噂が最近出回り始めたことを香港のメディア『Coconuts Hong Kong』が報じている。三家村にあるビーチで最近、夕方近くになると大勢の若い女性が現れ、サングラス越しに太陽をしばらく見つめているというのだ。

日光で痩せるというその理論について、彼女たちは「ヒトの体は太陽から放出されるエネルギーを吸収すれば十分。体に満ちてくるそのエネルギーのおかげで、食べ物にカロリーを求める必要がなくなり、自然と食べる量が減るらしい」と話しており、背後には宗教的な要素があるのではないかという声もあがっているようだ。

ちなみに世の中には、瞑想やヨガの力を借りながら食べ物を摂取しなくても自然光と空気だけで生きられる体を作ろうとする「ブレサリアン（呼吸食主義者）」と呼ばれる人々が存在する。不気味なほどバービー人形に似ている“リアル・バービー”として人気の高いウクライナの歌手兼モデル、ヴァレリア・ルカノワさんは「ウエストを50cm以下に保つためにもブレサリアンを目指している」とメディアに話し、あまりにも危険だと騒がれたものである。

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（TechinsightJapan編集部　Joy横手）