エンタがビタミン

writer : sekihara

【エンタがビタミン♪】<内村光良&さまぁ~ずインタビュー>三村「俺はポンコツ」。内村からは「台詞がなければ主役級」

「彼(三村マサカズ)とはこれを機に共演NGとさせていただきます」―8月3日に開催された完成披露舞台挨拶で、内村光良にこのように言わせた映画『内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル』が9月11日に公開となった。この映画について、人気バラエティ番組『内村さまぁ~ず』でお馴染みの内村光良とさまぁ~ずに話を聞いた。偶然にもこの日の朝、大竹一樹・中村仁美夫妻に第2子となる次男が誕生し、ハッピーなニュースが舞い込んだ。

今年番組開始10年目に突入する『内村さまぁ~ず』(通称:内さま)はDVD売上で累計100万本を突破するなど、根強い人気を誇っている。その『内さま』が映画化され、3人はメインキャストとして演技を披露。長年番組で共演しているだけあってトークも舌好調、始終スタッフが大笑いしてしまう爆笑インタビューとなった。

■三村は台詞がないときの顔が秀逸。でも共演NG。
――内村さんにお聞きします。三村さんとは共演NGとおっしゃっていましたが、逆に三村さんが主演で良かったなぁと思ったところはどこですか?
三村:そういう怖いこと聞きます? なかったら、どうするんですか。
内村:台詞がないときにいい顔をするんですよね。急に生き生きして、急にそこだけ主役級の顔になりますね。台詞があるときは、「台詞を言いますよ」って顔になるんですよ。
三村:やはり監督と同じことを言いますね。

――内村さんは監督の目でも見ていらっしゃるのですか?
内村:今回は私は演者として頑張りました。
三村:「ここはこうした方がいいんじゃない?」と言う内村さんは一回も見ていません。逆に監督業やっているとそういう風になるのかなと思いました。監督やっていたときに口出しされてイヤな思いをしたのかなと。(一同爆笑)

――撮影中に笑いが止まらなくなったことはありましたか?
内村:あります(笑)。さっきの共演NGのきっかけとなったのが、急に三村が大竹の台詞を話し始めたとき(笑)。もう俺、この人と出来ないなと。
三村:しかもそれ、最初のテイクじゃないんですよ。
大竹:テイク5ぐらい? (一同驚く)
三村:追い込まれて突然大竹の台詞言い出したんですよ。ダメだな、ポンコツだなと思いました。大竹の台詞が刷り込まれちゃったんでしょうね。
大竹:言いたくなっちゃったんだ。
内村:はっはっはっはっ。

映画で主役を演じたさまぁ~ず・三村マサカズ

■我々が児嶋のピークを作り上げた。鶴瓶さんには憧れません。
――この映画には芸人さんが56名も出演していますが、エピソードを教えてください。
内村:児嶋(一哉)はあっという間に帰っていきましたね。店長役でツッコむだけツッコんで帰っていった。
三村:美味しいですよね。
大竹:一番良さが出た。
三村:あれより長くいるとつまんなくなっちゃう(笑)。
内村:我々がピークを作り上げました。
三村:イメージ通りだったのは東MAX(東貴博)ぐらいじゃないですかね。
大竹:“東MAXランド”のね。
三村:あれは『内さま』を見ている人は分かるという。
大竹:あれだけですね、唯一(『内さま』と)つながっているのは。
三村:びっくりしたのは、ドランクドラゴンの鈴木拓。顔がほとんど映っていないのに、あとで呼び出されて声をアフレコで録ったという。
大竹:出ていることが分からないところに声をあてているという。
内村:すごいねぇ。

――鶴瓶さんは水をかぶって体を張っていましたが、役について何かおっしゃっていましたか?
三村:自分が(映画出演で)獲った賞を次々に言ってましたね。
内村:はっはっはっ。「すごいやろお」って。延々と自慢してましたね。
三村:それで台詞はあまり覚えてこない。
大竹:自分のところだけパッパッと(台本を)見て、やっつけ仕事ですね、あれは。
内村:ずるいのが師匠は、ワンショットだとすごい映画的になっちゃうんですよね。絵が締まるという。あれはずるいなぁと思いましたね。でも憧れません。(一同爆笑)

「今回の映画は演者として頑張りました」内村光良

■明日のことも分からない。三村と大竹は互いに「おめでとう」を言わない仲。
――今とても楽しそうですが、楽しく年をとる秘訣は何でしょうか? 若い頃から年の取り方をイメージしていたのですか。
内村:何も考えていないです。
三村:年間の目標も立てないですし、明日の仕事も知らないですし。
大竹:そういう状態で。
内村:俺はそんなことない。俺は明日の仕事は知っています。そこは線引きしてください(笑)。
大竹:聞いてもね、うちはマネージャーが教えてくれない。内緒主義なんですよね。
三村:何にも教えてくれない。大竹がここ一週間ぐらいいつ子どもが生まれるか分かんないから、入り時間と終わり時間が大切なのに、「内緒です」って。
大竹:ここの現場も昨日知らなかったんですよ。
三村:結構大事なんですよね。実際に今日、子どもが生まれているわけですから。
大竹:全然知らないんですよ。びっくりします。だからそうやって生きていくしかない。

――でも今日は、配慮してもらって病院にスムーズに入れたのですか。
大竹:偶然です。空いている時間だったんです。
内村:(しみじみと)良かったね。

――内村さんと三村さんはどのようにこの知らせを受けたのですか。
大竹:内村さんには生まれてすぐにメールで。
内村:メールをもらいました。
三村:僕はマネージャー経由で。(「ええっ!」と一同驚く)
「おめでとう」とも言っていないですもん。「おめでとう」って同級生には言わないですよね。「結婚おめでとう」も言わなかったし。
大竹:何にも言わない。そういうもんですよ。
三村:どっかでついでに買ったおもちゃを(大竹の)子どもにあげます。(自分の)ツイッターでも「中村仁美さん、おめでとう」にしました。「大竹、おめでとう」は言いたくない。負けた感じしますよね。それに俺、(自分の)2人の子どものとき(大竹から)「おめでとう」って“一回も”言ってもらっていない。
大竹:意識してますね。(一同大爆笑)

インタビュー当日に2児の父親になった大竹一樹

■内村光良・衣装提供 <メガネ>オプティシャン ロイド(03-3423-0505)スタイリスト・中谷東一
■さまぁ~ず・衣装提供 <三村マサカズ・Tシャツ>OldSUmmer(03-5486-0645)<大竹一樹・ベルト>TAILGATE(03-5468-6734)スタイリスト・高村純子
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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