日本でもモデルとして人気の高いカーラ・デルヴィーニュ(23)が、「もうファッションの仕事はしない」と英メディアに語った。
モデルとして多くのブランドに起用されたものの、本格的に女優として映画に主演するようになった今のカーラ・デルヴィーニュは「もうモデル業は結構よ」という心境らしい。このほど英紙『The Times』の取材に応じたカーラは、このように語っている。
「もうファッション界の仕事はしないわ。(皮膚病の)乾癬にかかったりしたし。」
「関係者は、手袋をはめて私に接したものよ。私の肌に触れたくなかったからよ。ハンセン病かなにかだと思ったんでしょう。」
またモデルの仕事で虚しい思いもしたというカーラは、こうも明かした。
「楽しくなかったわ。もう何か月も闘ってる、そんな気分だったの。」
「常に緊張状態にあったし…。精神的なこともある。自分自身のこと、それに自分のボディや容姿が嫌でたまらなくなると、もっともっと酷い気分になってしまうの。」
そんなカーラも、人気が沸騰し今では映画に主演するように。そのおかげもあってか、心境にはかなり変化が生じたという。
「そう、また自尊心が得られたのよ。」
「映画の撮影現場こそ、自分の居場所だって感じられるわ。」
かねてより映画界への本格進出に意欲的で、「自分にピッタリの役をもらえるのなら、頭髪や眉をゴッソリ剃り落としてもいい」とまで断言していたカーラ。その夢がかなった今、モデル業にはあまり未練はないようだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)