9月公開の映画『アントマン』日本語版声優お披露目イベントが11日、都内にて行われた。今回初めてアフレコに挑戦した女優・内田有紀と主人公の悪友、太った明るいキャラクターの吹替えを担当したブラックマヨネーズ・小杉竜一が登壇し、互いのアフレコをベタ褒めしあう夫婦漫才が繰り広げられた。
驚異のスーツを着用すると身長わずか1.5cmになれるユニークなヒーロー“アントマン”が活躍する本作。正義感にあふれ強くて美しい女性を演じた内田有紀は、「小さい頃から外国映画で日本の女優さんが演じているの観て育った。ジュリア・ロバーツと言えば戸田恵子さん」と吹替えに憧れていたことを明かす。今回の抜擢を「や、やれて嬉しい。キャラクターと映画を壊さないように女優さんの芝居の呼吸に合わせることを何度も練習した」と興奮気味に語った。
隣で聞いていた小杉竜一は「ほんまに初めてだったんですか? めちゃくちゃ上手かったですよ。初めてだと思えなかった」とベタ褒め。「いや逆ですよ。すっごい小杉さん上手いと思った」「こんなに上手にやられているからどうしよう」と内田も負けずと小杉を褒める。「褒め合いになって申し訳なかった」と内田は笑うも、お互いにベタ褒めしあう掛け合いは夫婦漫才さながら息もピッタリである。
イベントにて角砂糖を使った質疑応答のコーナーでは、「最小にして最大の○○」という質問に「セットする前はぺったんこ。ドライヤーで空気を入れ持っている髪の毛を最大にふんわりさせてセットするので、芸人の楽屋の間では“綿菓子のおっさん”と言われている」「最小にして最大のヘアセット」と自虐ネタを披露した小杉。大爆笑した内田は「いい話ですね。綿菓子って夢がある。この頭には夢がつまっている」と小杉を上回るツッコミで会場を沸かせ、笑いの絶えないイベントとなった。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)