4日、都内にて『スティッチ!パーフェクト・メモリー』放送直前アフレコ会見が行われ、女性型情報解析ロボット“ティーラ”を演じた女優・蒼井優とスティッチ役の山寺宏一がスペシャルゲストとして登場。十数年ぶりの共演とは思えない息の合ったトークが繰り広げられた。
ロボット役を演じた蒼井は、冒頭「自分が想像していなかった、普段の私の声を求められたことがちょっと悔しかった。声優の仕事をやらせて頂くなら、パッと一発で求められる声を出さなければいけないと反省した」と声優の難しさを語った。
蒼井優とは15年前に番組で共演して以来の声優・山寺宏一。登場するやいなや「優ちゃん覚えているかな? こういうやつ。せーの、おーはー」と当時共演した番組での挨拶を、手振りをつけて息ピッタリに披露した。蒼井優とは「ものすごく久しぶり。12、13年振りの再会」だと語った山寺は、「麻布十番の商店街でバッタリ会って、映画やドラマで大活躍して僕のことなんか忘れてるんじゃないかと思ったら“山ちゃ~ん”と駆け寄ってくれて、“おはガール”の時と変わらず接してくれてすごく嬉しかった」と頬を緩める。
山寺が司会を務める番組『おはスタ』に出演していた蒼井優。山寺は「その時から綺麗で可愛かったけれど変顔がすごく得意で、レギュラーだった雨上がり決死隊が“優ちゃんには負ける”と。動きも表情もお笑い以上。ユニークさ、ギャグのセンスがあった」と称賛した。一方で蒼井は「(当時)テレビに出たことがなく本番前に緊張しすぎてガクガク震えていたら、山寺さんが“寒い?”と言って下さった。バレるくらい震えていた」を笑いながら当時を振り返った。
「全部撮り終えてから初めて山寺さんがスティッチだったことを知った。あんなにスティッチの声を聞きながらアフレコしていたのに、山ちゃんだと気が付かなかった。やっぱり山ちゃんってすご~い。感動した。素人みたいに言っている」と自身をツッコんだ蒼井。山寺も「優ちゃんがティーラをやると知っていたけど、一瞬分からなかった。あの役は普通にやるのが難しい。それを見事に演じてさすが、演技派女優。いろんな引き出し、優ちゃん持っているな。ドラマに出る時とはまた違う蒼井優がそこにいるんだなと思った」と蒼井の成長ぶり、演技力をベタ褒めした。終始お互いを褒め合う会見であった。
「スティッチ!パーフェクト・メモリー」は8月7日(金)18:30~19:30 ディズニー・チャンネルにて世界初放送!
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)